残り半分

話がまとまる前にやめとく派です

fazerかっこいい

今週のお題「急に休みになったら」

サラリーマンの私は急に休みになる場面がちょっと想像つかなかったりします。どういう想定かな・・

そこでまず、急に休みになる、を考えてみることにしました。急に休みになる、とはどういうことか、を考える。

ひとつは事故や仕事が途切れたりして急に休みになることはあるかもしれない。でも立場によっては事故の対応や受注のためにかえって休みなく働かざるを得ない人もいます・・想像したら胃が痛くなってきた。

気を取り直して、たとえば毎週金曜終業前にみんなでくじ引きをして当たったら土日月三連休。これはまちがいなく急な休みで、唐突過ぎて予定を立てるのが難しそう・・これか。幸い最近は、有休5日取得が義務付けられています。取れてない者を対象に金曜くじ引き。うん、今度やってみたくなってきたな。アホな施策やってんなあって呆れてしまわれないように、みんなには申し訳なさそうな顔して、5日取得が義務付けられているからね・・ってやってみようか。

 

音楽

前回紹介したドイツのジャズバンド、fazerに相変わらずハマっています。前回たしか、エレクトリックマイルスをスムースジャズにしたようなと書いた気がするのですが、完全に間違いでした。

スムースに聴こえる要因のひとつは音数が極端に少ないからで、そこに込められた熱量は噴火前の火口マグマ級です。

2小節に1回(ビートの感じ方によっては1小節に1回) 、tpがパァって短音を出す。それを繰り返すだけでこんなにも高揚したのは初めてかもしれない。

じゃあなぜトランペットが2小節に1回単音鳴らしただけで高揚するのかというと、ドラマーが2人いるためであるという気がしています。よく聴くとドラムはずいぶんたくさんの音符を詰め込んでいます。でもバンド全体はとても抑制されたグルーヴです。そこをちょっと考えてみる。

ドラマーがひとりである場合を想像すると、手数が増えれば勢いドラムプレイヤーは興奮状態になって、ドラムスティックのアタックは強くなり、バンドの根底であるドラムが熱くなればバンドも気持ちが引っ張られて熱いグルーヴが繰り広げられる。それは50年代ビバップモダンジャズのスタイルであり、わたしもそういうところが大好きですが、このバンドは違う。ドラムフレーズを2人で分担してるんです。徹底的にドラムフレーズを2人で細かく分担しているようです。たとえばよーく映像を分析すると、八分音符の裏と表でリムショットを1音ずつ分担したりもしてる。それがスタジオ版だと自然過ぎて、てっきりドラマーは1人きりと勘違いしていたほどです。上記はライブ映像なのでドラマー2人の間で微妙なリズムの揺らぎが稀にあるので、そこで気づきました。詰め込まれたドラムの音符を分担するしかも細かく分担することで、ワンマンドラムよりもエネルギー消費は二分され、しかし細かい分担演奏に気を使う必要があるためバカスカ叩くことは許されず、良い意味で緊張感を醸してる。そういった少ないエネルギーで張り詰めた雰囲気がバンド全体を支配している。そう聞こえます。

しかし今日時点で、一年前にアップされたこの素晴らしい映像の再生回数がたったの2000回・・ジャズってなんて世知辛い世界なのでしょう。

 

先日、百名山赤城山に行きました。群馬県です。まだ雪はそれほど積もっていませんでしたが、そらの青さが半端なく、山と空と雪のコントラストが素晴らしかったです。

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前橋駅で日の出を迎える


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山頂付近の展望箇所から、谷川岳を臨む


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雪で白く浮き出る稜線


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稜線上に現れる草原


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凍結が広がりつつある大沼


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天然ドライフラワー


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雪とコケのコントラスト

 

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ホトケノザ