今週のお題「一生モノ」
一生モノだと思って何かを購入することはこれまで何度かありました。革靴なんかはそうで、グッドイヤーウェルト製法のガッチガチに固い靴を買って、毎週末を革靴のクリーニングとワックス塗りに費やしたことがありました。
でもね、なかなか難しいことですよ、一生モノとするには。踵がすり減ったりアウトソールが薄くなったり、インナーソールがはがれたりしたら修理に出すのですが、そういう根気がわたしには無いようです。チャールズ国王はパッチだらけのジョンロブの革靴をピカピカに磨いて使い続けていて、それはそれでカッコいいなって思うのですけどね。
唯一、もしかしたらこれは一生モノになりそうだな、と思っているのは革製のブックカバーです。
10年くらい前のいただきもので、ブランドクレジットが記載されていないのでどこのものかも分かりませんが、VEGETABLE TANNED LEATHER ITALYと刻印されています。ブラッシングもワックスもしたことはないですが、良い感じにエイジングしています。今後酷使することもないし、一生つきあってやろうと思っています・・氏名を刻印しておこうかな?
音楽
今日、いつものようにお気に入りの山道具やさんをハシゴしていたら聴こえてきたジャズが凄く良かったので紹介します。ミュンヘンのFAZERという5人組バンドで、ツインドラムの特殊編成。アフロミュージックとトランペットの雰囲気が、マイルスのエレクトリック時代と重なったので、え?もしかして未発表曲?!って思わず店員さんの胸ぐらを掴む勢いで曲を問い合わせてしまった。いま冷静に聴くと、アフロミュージックがスムースジャズな雰囲気にアップデートされていて、いやこれエレクトリックマイルスじゃあないだろ、と3時間ほど前の自分にツッコミを入れてしまいたくなります。
登山
長野県北杜市の飯盛山へ行ってきました。なだらかな道が続く登りやすい山で、眺めが最高。富士山と飯盛山の相似形な景色や、すぐとなりにどどーんと雄大な八ヶ岳が鎮座する景色などをじっくり見れる、素敵な山でした。
登山口へ向かう途中にある千ヶ滝。美しかったです。
雪道をザクザク歩いて飯盛山の山頂が見えてきました。
八ヶ岳最高峰の赤岳がバーンと登場。
飯盛山山頂から、開放的な稜線
稜線を歩きながら目の前に雄大な赤岳
左は飯盛山、右は富士山です。
下山は固まった雪道
麓の街に降りて野辺山駅に向かう途中、白く化粧した赤岳・横岳と畑。夕焼けで赤く染まる防風林。
いま外を見たらハラハラ雪が舞い降りていました。関東平野は今年初雪ですね。