残り半分

話がまとまる前にやめとく派です

現状維持です

今週のお題を見たら、「フリーに働く」というお題でした。サラリーマン人生のわたしにとってこれは難易度がなかなか高い。フリーランスの経験がないからフリーランスであるということが具体的にどういうことなのかわからないし、付き合いのある取引先は組織形態の人たちばかりなので、想像もつかなかったりします。

ただわたしは十分、十二分に長い人生を過ごしてきたのでごく稀に、何を勘違いしたのか、あるいは気まぐれか、ヘッドハンティングというと大袈裟ですが、お誘いの言葉をもらうことがあって、さらに誘われ方には二つあって、組織人としてのお誘いのこともあれば、いちエンジニアとして誘われることもありました。いちエンジニアとして誘われた時に、その話に乗っかっていれば、もしかしたらフリーランスとして色々渡り歩く人生もあったかもしれません。給料面で魅力的なこともありましたが、仲介者へのなかなかすごい金額の成功報酬をトップダウンで決済した上でのお誘いであることを想像すると、それだけ先方の危機感の表れでもあり、トップダウンでそれができてしまうこと事態が組織的な未熟さの裏返しでもあるので、その辺を立て直しながら技術業務にあたるなんてことはとても1人ではできないし、文字通り魂を削って仕事をすることになるわけです。そこまで考えるとやっぱり面倒くさがりなわたしとしては現状維持。です。

 

結婚できない男」以来好きなドラマは特になかったんですが、15年ぶりにすごく機微が面白いドラマに会いました。吉高由里子主演の「最愛」は面白い。今現在、8話まで進んでいますが、わたしは中盤の5話が特にグッときました。このドラマで俳優の松下洸平さんを初めて知りましたが、彼の、精悍でいながら、時に弱く儚い演技がとても良い。

そして絶妙なタイミングでイントロが流れ始める宇多田ヒカルの「君に夢中」がドラマにさらなる加速感を与えていて、素晴らしいです。