残り半分

話がまとまる前にやめとく派です

今週のお題がなくなった

この頃、多忙というか緊張感持って取り組まなきゃならないお仕事が増えてきたので気持ちが落ち着きません。一番大変なのは作業そのものよりも頭の切り替えで、案件ごとに物事を考える視点・階層が全然違うので、その都度わたしは別人になる必要があります。ベンダー事業そのものの視点、個別プロジェクトのあるパーツについての技術的な実現性可否の視点、目先の自社売り上げ・利益と将来の顧客信頼度の視点、社内調整の視点、社内の自分の立場の視点、各案件でこれら視点を総合的に取りまとめて考えてよければ一貫性を持った思考一つで済むので楽チンなのですが、世の中なかなかそうはさせてもらえず、案件によっては個別具体的な一視点だけに執着・集中することが求められたり、ある案件では個別は置いといて俯瞰的視点のみが求められたりするわけです。そうするとわたしはある案件では職人的プレイヤーの人格、別の案件ではマネージャーと言うよりもある意味思想家のような人格を求められる事業も進めていて、そのときわたしの頭の中は地面に這いつくばって目を見開いて地表を見つめていた姿勢から、一気に山の頂上から周囲を見下ろす視点に変えなくちゃならないんですね。1日の中でそれこそ10分刻みでそういった頭の切り替えをしなくちゃならない。さらに別案件を任せている部下たちはお互い何百キロも離れた拠点にいて、彼らはそれぞれ複数の案件を網目のように複合的に分業してもらっているので、彼らの進捗管理と指示をいくつものオンライン会議アプリとクラウドサービスを使って片手間に話し合いながら、案件ごとのプロジェクトデータへアクセス権限をわたしがコントロールして彼らの分担を切り分けながらわたしと情報共有している。難しいのはわたしの業界にとっての成果は概念としてのソフトウェアやサービスではなく、れっきとしたモノ、マテリアルなのだ。そうするとそれだけ遠隔で計画から成果に至るまでのプロセス確認が少し心配であったりするわけです。

そんなふうにストレスを抱えているので今わたしは少しだけイライラしているわけですが、そんな時はてなブログで他愛もないお題に沿って拙い文章を書くのが大変良いストレス発散になっていたんです。そしていつものように今週のお題を見ようとしたら、なくなってるじゃあないですか、お題が・・・。その代わり“ダグ“とか言う某ツイッターみたいなものが始まろうとしている。

驚いたわたしはこの下につらつらと「エンジニアなら“従来“と“今後“、その“効果“について最低限の説明が必要」って説教を渾々と長文で書き始めたのですが、消しました。新しい“タグ“、ぼちぼち慣らしていくこととします。

 

紹介する曲は、今のわたしにとって大変理想的で羨ましい雰囲気を持つ、つまり、癒しを醸しつつ緊張感も失わない、Oscar Jeromeの音楽から、Sun for someoneです。


Oscar Jerome - Sun For Someone