残り半分

話がまとまる前にやめとく派です

溢れた

むしゃくしゃしてスニーカーを買ってしまいました。NIKEエアマックス97。

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そう言えば、スニーカーを買うのは5年ぶりくらいなので、そんなに無駄遣いしているわけではないのですけど、いやしかしそう言えば、昨年あたりにレザーシューズを2足買っていたので、人によっては「靴ばかり買ってー」と叱りたくなるペースかもしれません。言い訳させてもらいますと、最初の「むしゃくしゃした」というのは少しばかり誇大広告で、本当の理由はお気に入りだったスニーカーが最近二足同時に加水分解でグジュグジュになってしまったので次のスニーカーを探していたのと、溜まり溜まったエアマックス97愛が溢れてもはや盆に返らなくなってしまっていたからです。ナイキのエアマックス97はオリジナル発売当初、独特な波状の流線型ステッチを見てかなり心が動いたのですが、個人的に忙殺・挫折という苦い汁を味わっていた時期と重なりとても購入には至らずこころの奥にその思いをしまっていて、ほとんど忘れかけていた頃に復刻版としてスタンダードなグレー・シルバーが登場したのを知って俄然気持ちがたかぶり、タイミングを伺っていたところで先日ようやく23年越しの購入に至ったのですから、それはもうたいそう嬉しい。どうせ大事に取っておいても劣化してしまうので、こいつでガシッガシに歩き回って履き潰そうと思います。ただ、こうしてちょっとした欲しいものがまた一つ減ってしまったので、その意味では微妙な心持ちであり、少し寂しい気持ちです。最近こういう気持ちになることが多いなあ。

と、ここまで約600文字程度になります。さらっと書いた雰囲気ですが実はその前に、思いのまま、こころが溢れるままに、靴屋さんでのバイト経験などスニーカーについて書いていたら2000字に達してしまったので思い切り省いてこうなりました。


虹とスニーカーの頃/チューリップ