残り半分

話がまとまる前にやめとく派です

萩の月

先日ランニング中に痛めてしまった足の治りがまだ少し怪しいので、今日の日中はサイクリングをしました。サイクリングと言ってもスポーツチャリは持ってないのでママチャリ(ギアなし)。これが、ランニングほど疲れを感じないので結構調子良くて、走りながら目に入る景色が新鮮で楽しいし、だんだん嬉しくなってサイクリングロードをどんどん進んでしまった結果、気づけば真っ昼間の炎天下に2時間かけて県境を跨ぐところまで来てしまいました。帰り道はヘトヘトになってムチャクチャ辛かった。そして今、日に焼けた腕と太ももが心の底から痛くて、もしかすると明日、皮がめくれてしまうかもしれません。こんな目にあったのはきっと中学校の夏休み以来かもしれないので少し反省して、明日は早朝に行こうと思ってます。

サイクリングのあと、夏休みの子供みたいな真っ赤な腕で涼を求めて都内のデパ地下をぶらぶら歩いていたら、仙台方面でしか買えないはずのお菓子「萩の月」が大量に売られているのが目に入りました。そう言えば先週だったかな、八王子方面を仕事で歩いていた時に萩の月路面店売りがいて、おや、珍しいなと思ったものだけど、もしかして方針転換したのかな。萩の月、安くは無いのでまとめ買いは少々値が張るけど、移動自粛のせいでなかなか顔を合わせることができない面々に贈ることにして、ヒリヒリする腕をさすりながら店員さんに注文し、最近東京でも売るようになったのはどうしたことか聞いてみると、案の定、コロナのせいで現地での販売が落ち込んでいるからだということでした。地域限定ブランドは大変重宝されるけれど、一方でこういう時には大きなリスクを負う側面があるんですね。きっと同じようなことが全国のいろんな地域限定品に起こっていて、その中にも、東京で売られるとみんなが(しばらくは)大喜びで買うものと、「東京でわざわざ買うまでも無いよなあ」と思われて、ほとんど買われないだけでなくブランド価値まで下げてしまうものがあるかもしれないなあと思いながら、宅急便の宛名を一生懸命書いていました。この頃宅急便の宛名を書くたびに、字が下手になったなあと落ち込みます。書道を習いたい。

曲は、ラジオを聴いていたら流れてやっぱいいよなと思った、スタンゲッツとケニーバロンのデュオ曲「ピープル・タイム」です。素晴らしい。空気感が絶品です。


People Time - Stan Getz And Kenny Barron