残り半分

話がまとまる前にやめとく派です

買ってよかった、とは

お題「#買って良かった2020

買ってよかったものはたくさんあって、例えば仕事ではApple Pencilが自分の中では大革命となって、仕事のやり方が根本的に変わりました。スーツも高かったり安かったりしたもののいくつか新調して、これも満足である。普段着ではユニクロジルサンダーコラボ「+J」のお洋服をなんだかんだでちょくちょく買ってしまって、今後何年かは洋服買わなくても良さそうだと思っているし、機能性アウターの中ではデサントと青山のコラボマウンテンパーカーが頑丈でとても気に入っている。そして今年最後の買い物として10年使ってボロボロになったパトリックのネバダ2というレザースニーカーを買いなおしたのが大満足でした。ちょっと矛盾した言い方になりますが、大切に使い倒したいと思います。

基本的に何か買うということは、それが良いと思うから買うのであって、悪いものを買う、というのは理屈としてはあり得ないのですが、あり得ないといいつつ、それでもやっぱり買って後悔することがあって、どういう時に多いかというとそれは圧倒的にネット通販の場合が多いです。例えば普段使い用キャンバストートバッグ。これは大失敗した。ネット上で外人モデルさんが担いでいる様子を見ると、大きすぎず小さすぎず、使い勝手が良さそうで、セールで2千円くらいになっていたので迷わずポチったらこれが過去最高にデカかくて、宿泊旅行でしか使うことはないのではというくらいにでかく、しかし宿泊旅行用に使う鞄はすでに持っていた。さらにはLLビーンくらいの頑丈さを想定していたら、結構ペラペラだった。なのでこれは大変失敗したと後悔しました。あとは古着サイトで買ったデニムシャツ。こちらは店舗で同じものを見たことがあったので迷わず買った。届いたものはサイズが1ランク違うほどに縮んでしまったもので、ぱつぱつでとても着れたものではなかった。多分乾燥機かけまくったんだろうと思う。つまり物理的なサイズ感や質感というのは、ネットでの買い物はどこにも担保がなくリスキーだということなんですが、そういった議論はそれこそネット通販が始まった頃からずっと言われていることで、例えばメルカリで1番売れているのがユニクロ製品なのは、誰もが目にして手にしたことがある安心感からだということからも、初見のものをネットで買うことはいまだにリスクが高いことになっているんだなと思います。

それと、大好きな分野だけど買ってよかったものとして上げにくいジャンルがあります。例えば音楽です。わたしは音楽については完全にネットに移行してるので、かつてCDの頃は買ってよかったと思えたのですが、今はデジタルデータですし、しかも聴き放題のサブスクリプション利用となると、所有物としての感覚は全く無くなってしまっています。アルバムよりもプレイリスト中心に聴くようになったのは所有する感覚から離れてしまった表れだと思っています。だからといって買ってよかったものとしてApple MusicやSpotifyを上げる人は少ないですよね、これらはインフラであってコンテンツではないのでね。

買ってよかった、について色々考え始めると沼かもな、と思い始めたので積読の処理に移ろうと思います。

 

むちゃくちゃ雰囲気が良い。Ovallのwinter lights


Ovall - Winter Lights (Official Music Video)