残り半分

話がまとまる前にやめとく派です

仕事と家庭、昔の

今は家のことに関して育休制度などの社会的制度ができたり家庭事情を鑑みた人事制度がある程度普通になってきましたが、わたしの若い頃はまだまだ制度ができておらず、多くの同僚が、子供を持ったあとに辞めていったなあということを思い出します。幸いわたしは家族と暮らしながら勤務できる環境を確保できましたが、その環境は会社的にはまれで、多くの同僚たちは子供を授かっても単身赴任が続く状況だったと思います。そうすれば当然どこかに無理が生じて、考えた末に離職、ということが少なくなかったように思います。うちの会社はいつからか辞める日の終業時間間際に、辞める人から世話になった人たちへ挨拶がわりの同報メールをすることが伝統になっていて、内容は定型的挨拶だったり本人らしい言葉で語られていたり様々で、ステップアップのために転職する者は晴れやかでドライな内容だったりしますが、家庭の事情でやめざるを得ない場合などは悲痛な内容であったりします。奥さんが育児ストレスで鬱になってしまって地元の会社に移ることにした同期から受け取ったメールに、そういった事情とともに最後、みんなも家庭を大切にな、という言葉が添えられていたときは、ギュッと心が締め付けられました。わたしとしてはそのような状況は二度と作りたくないな、という考えで仕事をしてきたつもりではありますが、会社の考えと必ずしも合致することではないので、自分の未熟さや思慮の浅さを反省しつつアイディアを絞りながら日々取り組んでいきたいという思いでいます。

 

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