残り半分

話がまとまる前にやめとく派です

という状況が

今週のお題「鬼」

最近は夜の8時を過ぎると繁華街が真っ暗になるので、ちょっと新鮮な帰宅風景になっています。困るのは、夜遅くまで残業したら当然お腹がペッコペコなわけでして、そういう時は蕎麦屋に駆け込んでせいろと蕎麦湯をサッといただいて帰るのが一つのストレス軽減にもなっていたのですけど、それができないのが辛い。お腹が空いてイライラした状態で帰宅までの30分強を過ごすのって、辛いんですよねえ。

などというわたし個人の些細な不満は置いといて、最近急に退職者や退職希望者が増えています。わたしの会社というか、付き合いのある他社さん含め本当に多くて、久しぶりに連絡が来たなと思ったら、この三月で退職することになった、みたいな話を聞かされます。ある会社は部隊の主力が複数去ることになって急遽地方支店から兼務になったと引き継ぎもなく新任からメールだけで知らされて、「大変な状況だなあ」と同情してしまいました。

わたしにもそういった相談は少なくなく、話を聞いてみると、この騒動での行動制限の元で将来を不安視するパターンが非常に多いです。わたしも時々このままで良いのかと考えることはありますが、それは自分の置かれているしがらみなどを中心とした環境を案じているのであって、元より部屋に閉じこもるのが大好きなものだからプライベートのストレスはむしろ少ないのですが、・・・えーっとなんでしたっけね。

ウェブ会議などのITツールがビジネスコミュニケーションの重要な役割を占めるようになったことで、末端同士のコミュニケーション機会はむしろ増えたと考えていますけど、反面その場で発言できる人だけがどんどん強くなってしまうのが最近の懸念です。対面になって緊張がほぐれて初めて本気で話せるようになる人も少なくないわけですから、そこが今欠けているところだなあと思います。

疫病の歴史を顧みれば、この状況がずっと続くわけではないというのは誰もがわかっているはずなんですけど、人によっては、まるでこのままずっと続くように感じて、その前提で物事をネガティブ考えてしまう心理的な状況や判断がすごく不思議に感じるので、今度知り合いの先生にどういうことか聞いてみようと思いました。

という状況がなんとなく鬼だと思います。

 

マイケル・キワヌーカとトム・ミッシュのコラボ曲です。70‘sソウルなベースラインがたまりません。