さきほどふと、「他人に自分の考えを伝えるには言葉がとても大切だ」と感じるようになったのはいつからだろう、と思いました。ここで、ふといつからだろうと思った、ということは、わたしがある時までは言葉をたいして大切でないと考えていた時期が過去にあった、ということになります。いつからだろうな。
例えば学生時代。完全に言葉なんてどうでも良い扱いしていました。行動原理はすべからく本能、感情であった。ひどいものです。この時代のわたしは言葉全般に謝らなければなりません。人類の文明とは、人の営みとは、言葉そのものなんだぞ、学生時代のわたし。当時のわたしに変わって、いまのわたしに謝らせてくだい。ホントごめんなさいね、言葉全般。
サカナクションの三日月サンセット。
歌詞の中で
“僕は三日月の影を親指で隠して
渇いた目の奥の方へ押し込んだんだ”
当時、この辺りにおや?っと思ったわたしはおそらく、山口一郎さんの思う壺だったはずです。
サカナクション / 三日月サンセット -BEST ALBUM「魚図鑑」(3/28release)-