残り半分

話がまとまる前にやめとく派です

ゴジラVSコングを観た

ゴジラシリーズは必ずシアターで見ることにしています。

ドルビーサウンド3D上映。映画館のホームページに「ドルビー3D字幕」と書かれていたので、字幕だけ3Dだったら嫌だなと一瞬心配しましたがそんなことはなくて、ちゃんとフル3D映像でした。3D映画はキャメロン監督のアバター以来です。

これほど特に語ることがない映画は今時珍しいと思いました。きょうびアメコミ原作の映画でさえも、ヒーローはどこか闇を抱えていて、勧善懲悪な世界観は否定され、どんな悪でさえも生い立ちや環境からやむを得ない事情で今の立場がありどこかで光の世界に恋焦がれていたりします。けれどこの映画は、徹頭徹尾テキトーに有耶無耶で「あいつをやっつけるにはあのひみつのパワーがひつようなのだ」みたいな展開の繰り返しで、「あの」ってどれのことだ、と気にしていたら物語の最初から最後までこの調子なので、多分映画を全く楽しめない。バトルがあった地域を振り返ると今の社会情勢上何かしらの意味を含んでいたかもしれませんが、それもよくわからない。わたしは冒頭10分くらいで考えるのをやめて、映像に集中しました。

要するに「とにかくでっかい奴らのガチンコの大迫力バトルが見れればそれで良いんでしょ?」というもので、まさにとにかく大迫力で面白かったです。あと、よくある「これを解決するにはコンピューターのパスワードが必要!」な場面があったのですが、解決方法が面白かったです。