残り半分

話がまとまる前にやめとく派です

全体的に文が長め

今週のお題「元気を出す方法」

お題を目にした時、そもそも元気を出す必要があるのだろうか、という大切な前提共有が必要かと思いました。

昨今の人手不足とからめて、優秀でなくても元気な人材であれば良い、っていう意見を聞きます。元気があれば、あとは俺が育て上げる、という論です。わたしはそれを聞くたびにそっかなあ?と思うわけです。元気でなければいけないって状況は、普段元気でいれないひとにはずいぶん可哀想な話だなあとついつい考えてしまう。一方で自分を奮い立たせなければならない場面は、時々あります。たとえば強いこころで交渉に当たらなければならないときは、わたしも自分を奮い立たせるために、普段とらない朝食をしっかり取って、バッハのバイオリンソナタを大きな音で聴いて冷静と情熱を両手に持って挑む。でもそれは時々のことであって、いつもではない。元気は基本いつも求められてしまうと思う。それは必要に迫られてというよりも、他人に求められて必要になることであるから、かもしれない。自分のために元気になる必要ってたぶんあまりない。なぜならば、1番燃費良く効率良く最適な状態は、元気を出した時ではないからです。ふだんより心と体のカロリーを多く消費しつづつけることって、単発的には良いこともありますが、少し長い目で見てしまうと必ずしも良い結果を導かないんじゃないのかな?って思いました。

 

北横岳へ雪山登山講習を受けてきました。雪山装備があると、天候に問題なければなんとか登れてしまう感覚があります。発熱のための防寒着、体温低下を防ぐ上下のハードシェルとグローブ、登攀能力を高める雪山用登山靴に12本爪のアイゼン、それからピッケル。これらは人間の弱点を技術で補完してくれるものたちです。技術というのは正しい使い方や最適な使い方があるものです。それを体系的知識あるひとから教わることはとても大切、だとおもいまして、決して安くはないですが、受けてきました。感覚で使っていた雪山道具は、体系的な言葉で使い方を教わることで、自分の血肉となった気がしました。あとは実地を繰り返すべしです。

f:id:fujisong:20240204144207j:image

一生懸命先生についていく受講者


f:id:fujisong:20240204144201j:image

手袋に着いた雪の結晶です


f:id:fujisong:20240204144211j:image

北横岳山頂からは南八ヶ岳の山々


f:id:fujisong:20240204144219j:image

青空と白い北横岳


f:id:fujisong:20240204144215j:image

山頂から、坪庭と呼ばれる標高2000メートルの平地を臨む


f:id:fujisong:20240204144223j:image

風で着いた模様です


f:id:fujisong:20240204144227j:image

下山して、坪庭から北横岳を望む

 

音楽

先週、Apple Music classicalはまだまだ使い勝手はこれからだ、と書きましたが、意外にもそれからずーっと使ってます。Apple Music本体は開かなくなってしまったほど。探すのって楽しいですものね。

ヴァイオリニストのヒラリーハーンがとても好きです。映像はTiny deskで、カジュアルな服装で奏でるパルティータ3番。エコーの全然効いていない丸裸の音で一見素朴な音楽なんですが、ヒラリーハーンらしい凛々しくも艶やかな演奏で、今回は親しみやすさもプラスされて、本当に素晴らしいです。

 

まだまだ伸びしろのある子

アップルがクラシック専門のサブスクリプションサービスApple Music classicalを開始しました。

Apple Music Classical、1月24日から日本に登場 - Apple (日本)

Apple Music Classicalは、数百ものキュレーションされたプレイリスト、数千にも及ぶ限定配信のレコーディング、洞察に満ちた作曲家のバイオグラフィ、多数の主要な作品についての詳細なガイド、直感的なブラウズ機能などを通じて究極のクラシック音楽体験をお届けします。

Apple Music会員は、追加料金なしで利用できます。

クラシックはカタログが豊富すぎて、同じ楽曲でも演奏者と演奏時期で全然違うので、たとえば村上春樹さんによる小澤征爾さんのロングインタビュー「小澤征爾さんと、音楽について話をする」ではレコードが多数紹介されていて、当時頑張ってApple Musicを探してみたけれどほとんど見つけることができなくてがっかりした記憶があります。

 

 



わたしのようなライトなクラシックファンにとっていちばんの困難性は、カタログ検索です。

このApple Music Classicalで即座に検索問題が解決されるかというと、残念ながらそうでもない気がしました。いままでとあまり変わらないと言うか・・・キューレーションされた「はじめての○○」プレイリストは、だらだら大量に並んでるだけで、どこから手をつければ良いかさっぱりわからなかったりします。

ただ、このアプリがまったく意味がないかと言うとそんなことはなくて、クラシック専用のアプリであるという点において画期的です。つまりApple Music Classicalを使っている間はクラシック音楽のことだけに集中できる、というところが良い。機能面では良いところがわかりにくいこのサービスですが、検索中に他のジャンルに浮気することなく辛抱強くクラシックだけに向き合う時間を作れる、という点で素晴らしい。少なくともわたしにとっては。

先日クラシックに造詣の深い上司とグレン・グールドのお話をしていたところ、チェロとピアノのバッハ作品をグールドがリリースしていると聞いて、おお是非聴いてみようとClassicalアプリで根気よく片っ端から検索し続けてようやく見つけることができました。

 

でもですね、YouTubeだと簡単に見つかるんですよね。検索ワード「グールド バッハ チェロ」で見つかる。

 

Apple Music Classicalはまだまだ伸びしろのある子です。

 

fazerかっこいい

今週のお題「急に休みになったら」

サラリーマンの私は急に休みになる場面がちょっと想像つかなかったりします。どういう想定かな・・

そこでまず、急に休みになる、を考えてみることにしました。急に休みになる、とはどういうことか、を考える。

ひとつは事故や仕事が途切れたりして急に休みになることはあるかもしれない。でも立場によっては事故の対応や受注のためにかえって休みなく働かざるを得ない人もいます・・想像したら胃が痛くなってきた。

気を取り直して、たとえば毎週金曜終業前にみんなでくじ引きをして当たったら土日月三連休。これはまちがいなく急な休みで、唐突過ぎて予定を立てるのが難しそう・・これか。幸い最近は、有休5日取得が義務付けられています。取れてない者を対象に金曜くじ引き。うん、今度やってみたくなってきたな。アホな施策やってんなあって呆れてしまわれないように、みんなには申し訳なさそうな顔して、5日取得が義務付けられているからね・・ってやってみようか。

 

音楽

前回紹介したドイツのジャズバンド、fazerに相変わらずハマっています。前回たしか、エレクトリックマイルスをスムースジャズにしたようなと書いた気がするのですが、完全に間違いでした。

スムースに聴こえる要因のひとつは音数が極端に少ないからで、そこに込められた熱量は噴火前の火口マグマ級です。

2小節に1回(ビートの感じ方によっては1小節に1回) 、tpがパァって短音を出す。それを繰り返すだけでこんなにも高揚したのは初めてかもしれない。

じゃあなぜトランペットが2小節に1回単音鳴らしただけで高揚するのかというと、ドラマーが2人いるためであるという気がしています。よく聴くとドラムはずいぶんたくさんの音符を詰め込んでいます。でもバンド全体はとても抑制されたグルーヴです。そこをちょっと考えてみる。

ドラマーがひとりである場合を想像すると、手数が増えれば勢いドラムプレイヤーは興奮状態になって、ドラムスティックのアタックは強くなり、バンドの根底であるドラムが熱くなればバンドも気持ちが引っ張られて熱いグルーヴが繰り広げられる。それは50年代ビバップモダンジャズのスタイルであり、わたしもそういうところが大好きですが、このバンドは違う。ドラムフレーズを2人で分担してるんです。徹底的にドラムフレーズを2人で細かく分担しているようです。たとえばよーく映像を分析すると、八分音符の裏と表でリムショットを1音ずつ分担したりもしてる。それがスタジオ版だと自然過ぎて、てっきりドラマーは1人きりと勘違いしていたほどです。上記はライブ映像なのでドラマー2人の間で微妙なリズムの揺らぎが稀にあるので、そこで気づきました。詰め込まれたドラムの音符を分担するしかも細かく分担することで、ワンマンドラムよりもエネルギー消費は二分され、しかし細かい分担演奏に気を使う必要があるためバカスカ叩くことは許されず、良い意味で緊張感を醸してる。そういった少ないエネルギーで張り詰めた雰囲気がバンド全体を支配している。そう聞こえます。

しかし今日時点で、一年前にアップされたこの素晴らしい映像の再生回数がたったの2000回・・ジャズってなんて世知辛い世界なのでしょう。

 

先日、百名山赤城山に行きました。群馬県です。まだ雪はそれほど積もっていませんでしたが、そらの青さが半端なく、山と空と雪のコントラストが素晴らしかったです。

f:id:fujisong:20240120103750j:image

前橋駅で日の出を迎える


f:id:fujisong:20240120103754j:image

山頂付近の展望箇所から、谷川岳を臨む


f:id:fujisong:20240120103758j:image

雪で白く浮き出る稜線


f:id:fujisong:20240120103802j:image

稜線上に現れる草原


f:id:fujisong:20240120103805j:image

凍結が広がりつつある大沼


f:id:fujisong:20240120103809j:image

天然ドライフラワー


f:id:fujisong:20240120103813j:image

雪とコケのコントラスト

 

f:id:fujisong:20240120104014j:image

ホトケノザ

 

3時間前の自分にツッコミ

今週のお題「一生モノ」

一生モノだと思って何かを購入することはこれまで何度かありました。革靴なんかはそうで、グッドイヤーウェルト製法のガッチガチに固い靴を買って、毎週末を革靴のクリーニングとワックス塗りに費やしたことがありました。

でもね、なかなか難しいことですよ、一生モノとするには。踵がすり減ったりアウトソールが薄くなったり、インナーソールがはがれたりしたら修理に出すのですが、そういう根気がわたしには無いようです。チャールズ国王はパッチだらけのジョンロブの革靴をピカピカに磨いて使い続けていて、それはそれでカッコいいなって思うのですけどね。

 

唯一、もしかしたらこれは一生モノになりそうだな、と思っているのは革製のブックカバーです。

f:id:fujisong:20240113163147j:image

10年くらい前のいただきもので、ブランドクレジットが記載されていないのでどこのものかも分かりませんが、VEGETABLE TANNED LEATHER ITALYと刻印されています。ブラッシングもワックスもしたことはないですが、良い感じにエイジングしています。今後酷使することもないし、一生つきあってやろうと思っています・・氏名を刻印しておこうかな?

 

音楽

今日、いつものようにお気に入りの山道具やさんをハシゴしていたら聴こえてきたジャズが凄く良かったので紹介します。ミュンヘンのFAZERという5人組バンドで、ツインドラムの特殊編成。アフロミュージックとトランペットの雰囲気が、マイルスのエレクトリック時代と重なったので、え?もしかして未発表曲?!って思わず店員さんの胸ぐらを掴む勢いで曲を問い合わせてしまった。いま冷静に聴くと、アフロミュージックがスムースジャズな雰囲気にアップデートされていて、いやこれエレクトリックマイルスじゃあないだろ、と3時間ほど前の自分にツッコミを入れてしまいたくなります。

 

登山

長野県北杜市飯盛山へ行ってきました。なだらかな道が続く登りやすい山で、眺めが最高。富士山と飯盛山の相似形な景色や、すぐとなりにどどーんと雄大八ヶ岳が鎮座する景色などをじっくり見れる、素敵な山でした。

 

f:id:fujisong:20240113164752j:image

清里駅からの景色。北岳が見えました。


f:id:fujisong:20240113164748j:image

登山口へ向かう途中にある千ヶ滝。美しかったです。


f:id:fujisong:20240113164756j:image

雪道をザクザク歩いて飯盛山の山頂が見えてきました。


f:id:fujisong:20240113164801j:image

八ヶ岳最高峰の赤岳がバーンと登場。


f:id:fujisong:20240113164805j:image

飯盛山山頂から、開放的な稜線

 

f:id:fujisong:20240113164844j:image

稜線を歩きながら目の前に雄大な赤岳


f:id:fujisong:20240113164809j:image

左は飯盛山、右は富士山です。


f:id:fujisong:20240113164813j:image

下山は固まった雪道


f:id:fujisong:20240113164818j:image

麓の街に降りて野辺山駅に向かう途中、白く化粧した赤岳・横岳と畑。夕焼けで赤く染まる防風林。

 

 

いま外を見たらハラハラ雪が舞い降りていました。関東平野は今年初雪ですね。

 

リクエスト大会

今週のお題「2024年にやりたいこと」

やりたいことは、積雪期登山です。この春までに谷川岳を目指します。

登山系アプリを見ていると、いきなり3000メートルクラスのアルプスを目指す強者も少なくないので、ついつい夏山の感覚で「じゃあ自分もアルプスへ」と一瞬考えてしまうんですが、何かあった時(ホワイトアウトビバーク)の対処法をまったくイメージできないのと、何かありそうなことを察知する(雪崩判断など)知識がないので、まずは歩き方の練習から、と考えています。

ということで年明けは雪山入門の山、八ヶ岳のひとつ北横岳へ行ってきました。

 

f:id:fujisong:20240107165144j:image

ロープウェイで2200メートルまで上がれます。

スキー客と登山客と、人はそこそこいますが、雪で音の反響がないせいかとても静かです。

登る北横岳は2480メートル。


f:id:fujisong:20240107165147j:image

12本爪のアイゼン。ザクザクと雪を突き刺して登ります。


f:id:fujisong:20240107165151j:image

今年は雪が少なくて、登山道は岩と雪のミックスでした。


f:id:fujisong:20240107165155j:image

山頂標識にはエビの尻尾と呼ばれる樹氷が付いていました。爆風で立ってられないくらい。


f:id:fujisong:20240107165200j:image

エビの尻尾は、暖かい(といっても0度前後)ので少し溶けていました。


f:id:fujisong:20240107165222j:image

山頂から臨む、南八ヶ岳。真ん中の赤岳が最高峰で2899メートルです。


f:id:fujisong:20240107165218j:image

隣にそびえる蓼科山は2531メートル。コニーデタイプの山です。


f:id:fujisong:20240107165205j:image

北アルプスの槍・穂高連峰がよく見えました。


f:id:fujisong:20240107165209j:image

こちらは火山の御嶽山


f:id:fujisong:20240107165214j:image

同じく火山で浅間山は、現在警戒レベル2で、半径2キロ以内は侵入禁止です。

 

このあと引き続き、アイゼン・ピッケルの歩行練習で山々を歩きたいと思います。

 

音楽

先日帰省したとき母が、携帯に歌の名前を入れると聴けるの?というので、YouTubeのことかな?と松島アキラの湖愁という唄をリクエストされてかけてあげたところ、イントロから大盛り上がりで、かけつけた父と母で合唱が始まりました。次々リクエストされた曲はことごとく知らない曲でしたが、歌をきっかけに聞ける当時の話などは面白かったです。

日常と非日常

あけましておめでとうございます。

元旦は焼津市の満観峰(まんかんほう)という山に登ってご来光を迎えました。

f:id:fujisong:20240103204520j:image
f:id:fujisong:20240103204523j:image
f:id:fujisong:20240103204527j:image

本年もよろしくお願いします。

 

 

2023年に買ってよかったもの。

日常編

私の中で定番化しているユニクロのスーパーノンアイロンシャツです。昨年末のセールで3着買いました。アイロンいらずのワイシャツは他の紳士服店やワイシャツ専門店でも試しましたが、ユニクロのノンアイロンシャツは襟の形が崩れないのが秀逸ですし、繊維が頑丈です。年に数回しかセールにならない製品で、例年セールになったらまとめ買い・ストックしています。シャツに限らず、ユニホームとしてのビジネスウェアのほとんどはユニクロです。

 

2023年に買ってよかったもの。

非日常編(山)

登山靴のタホープロ2です。縦走用に買ったところ、すごく歩きやすくて、この夏アルプス縦走をはじめとしたさまざまな山行は、これ無しでは為し得なかった気がします。今年もよろしくね。

f:id:fujisong:20240103203955j:image

 

最近よく聴く音楽

中森明菜YouTube公式アカウントで北ウイングのアコースティックバージョンを披露してくれました。抑制の効いた声で歌い上げていて、なかなかのものです。

▶ 【PR】はてなブログ 「AIタイトルアシスト」リリース記念 特別お題キャンペーン
お題と新機能「AIタイトルアシスト」についてはこちら!
by はてなブログ

買ってよかった2023

そっち

無事ボーナスが出ました。ああよかった。

いつだったかな、世の中が不景気になったころ、会社で働く人が減って、ボーナスが絞られて、それはそれは苦々しいときがありました。いつまでもあると思うな親とボーナス。間違いありません。それでも今年はボーナスが出た。ああ、よかった。

ボーナスの時期になると我が家の毎年恒例行事、わたしと相方による、ボーナス使い道攻防がはじまります。どちらがボーナス支給前にしかけるか、あるいは支給されてから仕掛けるか。先に仕掛けたがゆえに墓穴を掘るのか、先行して逃げ切るか。攻防は何十年も繰り返してきてエピソードにはことかかないので、仲間と飲んだ時の良いネタになるものですが、あまり開陳すると情報漏洩が怖いので多くは語れません。でもいちばんやられたと思ったのは、単身赴任中にワンコ2匹目を事後報告されたときですね。ずるいぞとおもった。一度迎えた命を返品するわけにいかないし、払うしか無い状況に追い込まれたわけです。以降我が家では、事後報告可能な金額の上限を設けました。仕組みの網の目をくぐるハックがあって、そのあと公平性確保のために規制される。法律や規則が作り上げられていく過程ってこう言うことなんだな。とかおもいました。

一個前のブログで、冬山登山をやりたいけど危険を伴うので反対される、と書きました。これは友人や同僚から反対されてきたお話で、じつは相方にはまだ相談していなかった。それで、もし相方に相談して、やめて欲しい、と言われたら素直に諦めよう、と考えてボーナス前に聞いてみました。登山がとても楽しい、アイゼンやピッケルなどを駆使する冬山をやりたいと。

相方はすこし間をおいて、うーん、と逡巡を見せてわたしに言いました。

「だって、お金かかるでしょ?」

「・・あ、そっち?」

「そっちって何?」

「いやほら、滑落とかあるかもしれないじゃない、そういう心配をかけてはいけないかなと思ってさ」

「でもやめてって言っても止まらないでしょう、登山好きなひとは」

「まあ、そうかもしれないけど、よくご存知で・・」

「お父さんがやってたもん、それを見てきたから。うちの実家にピッケル置いてあったの気づかなかった?」

 

昨年亡くなったお義父さんは若い頃、相当登山が好きだったらしく、そのために家計を少なからず圧迫していたそうです。お義父さんからヘラブナ釣りのことはよく聞かされていましたが、山のことは知らなかった。たしかに、わたしも登山って身ひとつで出来ると思って軽い気持ちで始めたけど、深い山域になると、装備はもちろん、旅費や宿泊費、イニシャルコスト・ランニングコストともにすごくお金を使う趣味です。ゴルフなんか目では無いかもしれない。

 

しかしこれで、根本的なところでは反対されていないのが確認できました。たぶん。

そう解釈したのでさっそく昨日、正々堂々と、冬靴、アイゼン、ピッケルを揃えたところです。この冬が楽しみになってまいりました。もちろん、講習を受けたりして安全知識を取り入れつつ、少しずつ歩いていきます。

 

登山

ひと月前、神奈川県にある丹沢山の主稜線縦走をしてきました。西丹沢ビジターセンターから檜洞丸、蛭ヶ岳へ至り、蛭ヶ岳山荘に泊まって、翌日塔ノ岳を経て大倉に下山。

 

まだ麓はお花が咲いていて

f:id:fujisong:20231216130101j:image

 

少し標高を上げると紅葉が美しく
f:id:fujisong:20231216130105j:image

 

日当たりの良いところにリンドウが咲き乱れていました
f:id:fujisong:20231216130109j:image

 

檜洞丸山頂から丹沢山方面の稜線が見えます
f:id:fujisong:20231216130113j:image

 

蛭ヶ岳山頂から翌日歩く稜線
f:id:fujisong:20231216130117j:image

 

稜線を引いて撮影。じつは翌日ガスってしまって、楽しみにしていたこの稜線からの開放的な景色は見れませんでした。次回のお楽しみです。
f:id:fujisong:20231216130121j:image

 

蛭ヶ岳山頂から、夕方の富士山のシルエット

ちょうど富士山山頂付近に陽が沈む日程でしたが、あいにくの曇り。でも後ろ陽が神々しい雰囲気を出していました。
f:id:fujisong:20231216130125j:image

 

陽が沈んで暗く浮かび上がる水墨画のような山々のシルエット。わたしが大好きな景色です。

f:id:fujisong:20231216130128j:image

 

2日目の朝、小屋から出るとガスガスでした。

f:id:fujisong:20231216130653j:image

 

ときおり雲が切れて、開放感を得られる稜線歩き
f:id:fujisong:20231216130649j:image

 

どこの蜜をいただこうかなーと付かず離れずの蜂と、来るか?って構えるアザミの花
f:id:fujisong:20231216130136j:image

 

音楽

柴田淳さんによる70年代歌謡曲カバーにハマってます。

たとえばハイファイセットの75年の曲、スカイレストラン、カバーバージョン。淡々と歌ってるのに抜群の雰囲気。天才だと思いました。

 

https://amzn.asia/d/cXfC5x4https://amzn.asia/d/cXfC5x4

 

参考に、ハイファイセットオリジナルバージョンです。子供の頃、カーステレオで父親がめちゃくちゃ聞いてました。