残り半分

話がまとまる前にやめとく派です

大人になって、やめとけ、と言われる

わたしもいい加減いい歳ですが、にもかかわらずこのごろ、やめとけ、と言われます。

死ぬぞ、とも言われますね。

わたしが、雪山をやりたい、とつぶやくと。

たしかに登山小説・映画などはかならず壮絶な内容ですし、報道は雪山遭難のものが目立ちますし、やめとけ・死ぬぞは、当然の発言です。

当面目指したいのは、中級向けと言われている残雪期の谷川岳・天神ルートで、そのまえにこの冬の間に、入門、初級向けの雪山たちを歩き回りたい。そのとき6本爪の簡易アイゼンでも登れないことはないんですが、より安全に登れる道具として、ピッケルと12本爪アイゼンを用意したい。わたし理論で言うと、映画のようなより危険なことをするのではなくて、積雪した山をより安全に登るために道具を準備したい、という意味で雪山をやりたい、と言ってるんですけど、あまり理解は得られません。

でも、心配しますよね、普通。そして初期投資額もハンパない。

もちろん、自分だけは大丈夫なんて気はサラサラなくて、死んじゃうこともあるのかな?ってイメージはしていますが、どうなんだろう?

って考えてしまうほど充分ヘンタイな領域に片足突っ込んでるかもしれません。

 

登山

これは10月中旬、八ヶ岳の北横岳から硫黄岳を1泊2日で縦走した時の写真です。寒波が重なって気温はマイナス3度。

 

 

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北横岳山頂は暴風で、エビの尻尾と呼ばれる霧氷が育ち始めていました。


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むちゃくちゃ寒い中咲いていたヤマハハコ


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葉を落とした針葉樹に霧氷が咲く


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茶臼山展望から、南八ヶ岳を臨む

雲がどんよりかかって不穏な雰囲気ですね


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2日目の朝、霧氷で白かった木々を朝焼けが赤く彩る


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霧氷のアップです


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中山から、御嶽山を臨む


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霧氷の白い森


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硫黄岳と、遠くに鋭角の赤岳


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天狗岳から根石岳へ至る、美しい曲線美の稜線


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西天狗岳


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硫黄岳山頂からの景色。左から横岳、赤岳



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赤岳鉱泉まで下りて、赤岳を臨む


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下山中の紅葉


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落ち葉の彩り


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山荘のわんこ


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山荘で食べたボロネーゼ、美味かった

 

音楽

ジョーダン・ラケイのスタジオライブを紹介します。

Bill Withersのwho is he?のカバーです。

キーボードによるメインフレーズがオクターブ違いで行き交うアイディアがシンプルだけどたまらなくクールだとおもいました。雰囲気として似たアーティストのトムミッシュより好きかもしれない。

 

 

ルーチンを中止

今週のお題「体調が悪いときの過ごし方」

お題を見てどうやらわたしは季節的に典型的なことをやらかしてるんだなと理解しました。今日がまさにそうだったりするんですけど、どうも体調が悪いのでルーチンの山行きを中止したました。原因は明白で、おとといの夜、ジムでしこたま走ったあと汗だくのままチャリンコで移動して体を冷やしたからに他ならない。

もともと今日は、天候がすぐれないからコースタイム4時間の軽い登山に抑えておくつもりでいたので、この程度(少し鼻水多いのと、のどに違和感がある)の風邪症状ならいけるかなあなんて荷物の準備だけ前日にしておいたのだけど、体調が万全ではないときに他の運動より高負荷な部類に入る登山をやった場合、身体に何が起こるかわからないよなあと考え直して、行くのはやめた。ふつうに暮らす分には問題ないので、様子を見て上映中のゴジラマイナスワンを見たいなぁなんて思ってます。

 

登山

写真は9月中旬に3日間テント泊装備で歩いた北アルプス縦走時のものです。蝶ヶ岳常念岳大天井岳、燕岳を縦走するもので、槍穂高連峰の絶景を横目に見ながら歩けるので、パノラマ銀座と呼ばれているコースで、登山を始めたころからわたしの憧れのコースでした。

あまりに充実した内容だったので、しばらく燃え尽き症候群に陥りました。

 

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上は、2日目夕方に大天井岳山頂から見た、3日目に歩く縦走コースの稜線。わたしのお気に入りの写真です。今回写真は時系列バラバラに載せます。


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3日目の朝、大天井岳から見た、朝日で赤く染まった槍ヶ岳


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2日目の朝、稜線を歩きながら見える、雲海に浮かぶ八ヶ岳


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2日目の朝、常念岳山頂から見る槍ヶ岳


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同じく常念岳山頂から、穂高連峰。真ん中の白いくぼみがテント場の聖地、涸沢カール。


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1日目の夜、蝶ヶ岳ヒュッテのテント場にて。


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2日目の朝、今回1番体力を使った、常念岳の南面登山道。


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1日目のお昼、左奥の常念岳と、右手の蝶槍。


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2日目の大天井岳ではブロッケン現象を見ることができました。仁王立ちなわたしのシルエット。

 

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常念岳から大天井岳を結ぶ稜線


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3日目朝、50センチくらいの距離から撮ったライチョウライチョウは人を恐れません。個体数減っちゃったのは君たちのそういうところだぞ、とは思う。


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羽をブルブルっとさせた直後。可愛いです。


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最終日に寄った燕岳。その美しい山容から、北アルプスの女王なんて呼ばれています。

 

音楽

定期的に見に行ってしまう、某公共放送番組で演奏されたYMOライディーンです。シンプルな構成であるけれど、ドラムとベースが絡むうねりやキーボードの音色の深淵さが心に響くこのスタジオライブバージョン、最高ですね。

 

味のものさし

今週のお題「芋」

お芋、さつま芋が大好きです。丸干し芋とかレンチンして食べるとたまらんですが、特に焼き芋、好きです。

焼き芋はシチュエーション込みで好きなのかなと思います。

寒い日にお庭でブロックを囲って焚き火して、ホイルで包んだお芋を焼く。出来上がった焼き芋を二つに折ると、しっとりふっくらしたお芋の断面がじわあっとゆっくり動く。真ん中が蜜で濃い色になっていて、うわああって笑顔が溢れる。お庭で焚き火はいまの時代難しいでしょうから、うん、ノスタルジー込みで好きです。

 

ちょっと話は別方向に行きます。さつま芋、甘いもの、って連想した時に、糖度のことを思い出しました。スーパーのフルーツコーナーで糖度表記をよく目にします。

糖度 - Wikipedia

日本農林規格で、Brix値という計測値のことを言うようですね。

上記のWikipediaにレモンの事例が書かれている通り、糖度ってその食物の一側面でしかないのですね。レモンで言えば糖度が高くても、酸度がとても高いので味覚としての甘味に資するものではないという。たしかに、甘いレモンがあったらそれはもうレモンではない別種と考えたほうが良いかもしれないです。リンゴについても、たとえばわたしはリンゴの酸味が好きで、口の奥でピリリとする感覚が子供の頃からくーぅたまらんと思っていたのをいま思い出しました。最近そういうリンゴは食べてないですね。

さらには先日帰省した時にわたしの両親が、すっぱいブドウが懐かしいという話をしていたのを思い出しました。たとえばこのごろは某100グラム300円する高級ブドウについて考えた時、甘い、めちゃくちゃ甘いですが、ぶどう特有の酸味はどうかなと考えるとあまり印象に残っていません。昔のデラウエアあたりは酸味があったイメージ。

食物に数値基準があると、価値観が隔たったり単純化したりする傾向がある、ということでしょうか。フルーツは甘ければ良いのか、あきらかにそんなことはないでしょうし、そのフルーツ特有の個性があるからこそさまざまな調理が可能になるわけです。

そうすると、糖度がいま一過性の流行りものだと考えることができそうで、そろそろ原点回帰的な、フルーツの味に対してよりストイックな思想や基準をもつ農家さんが現れて、何らかの切り口で別の価値観が広まる可能性もあるのではないかな、なんて考えましたが、わたし程度が考えることはすでに誰かがお考えでしょうから、このへんでおしまい(めんどくさくなった)。

 

登山

0泊2日の弾丸登山が報道で猛烈批判されていた富士山に、9月上旬日帰りで登りました。子供の頃を含めて通算4回目。

富士山は天気が良ければ、ルートによっては日帰りも全然可能なお山です。ただし高度順応は必須です。今回は距離の短い富士宮ルート。

 

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上の写真は、登り始めた早朝の様子。富士山の黒い斜面越しに、赤く照らされた相模湾と箱根の山のシルエットが美しかった。


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朝焼けに燃える富士山。


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登りながら見えた、駿河湾三保の松原方面。


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駿河湾と雲に覆われつつあった伊豆半島


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富士山頂上の火口。とてつもなくデカいです。


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火口。地球のものではないような、異様な色彩、地形です。


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下山する頃には霧に包まれて、


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またすぐ晴れて。写真は宝永山です。宝永山の色合いがとても好きです。

 

音楽

まえも紹介しましたが、いまだにshowmoreのEP、Δ(デルタ)に魅了されています。弦楽器とのコラボ作品集です。

Δ - EP

Δ - EP

  • showmore
  • J-Pop
  • ¥1222

 

たぶんコラボのきっかけは、3年前のスタジオライブで、2バイオリン、チェロ、ビオラとのライブでした。めっちゃくちゃ良い雰囲気で、音はもちろん、映像が超素敵で、窓から見える屋外の寒さとスタジオ内の暖かさが伝わってきてそこもすごいとおもった。

 

白いワイシャツ

今週のお題「こぼしたもの」

お昼休みに、ふとはてなブログのアプリを開いて今週のお題を目にした時びっくりした。こぼしたもの。わたしは今朝、コーヒーをこぼしました。白いワイシャツに。

アタタ、サイアクだ。トイレに駆け込んで洗面台で水につけたティッシュで懸命に拭き取りました。コーヒーの汚れはなんとか落とすことができて、でもワイシャツはびしょびしょですよ。隠すために、ふだん執務中は着ないジャケットを羽織って何気ない顔で机に座りました。「珍しくジャケットなんか着て、今日むしろ暑くないですか?」「いや別に」お昼前にはワイシャツは乾いて、ジャケットを脱ぐことができて、いつもどおりの執務スタイルになったところ、お昼休み中にはてなブログ今週のお題が「こぼしたもの」だったのでおどろいたわけです。

でも、こぼしたコーヒーはなんとかなった。うん、なんとかなるんだよなあ、なんて思いながらいま書き進めています。こぼしたものは沢山あります。コーヒーもオレンジジュースもラーメンスープもある。違う面では利益も売り上げもそのチャンスも沢山取りこぼしましたし、良き夫、良き親としての機会も取りこぼし続けているような気がしてます。しかし、なんとかなっている。なんとかなるとはどういうことかというと、つまりぜんぶに過剰に高望みしないということかもしれない。若き頃は取りこぼすたび眠れぬ夜を繰り返し、多少酒に頼ることもありましたが、なんというかいつのまにか鈍感になったというか、いろんな出来事にたいして、なるほどそういうことか、と思うことが多くなりました。それは感受性を失っていっているのか、俯瞰的視野に立てているのか。なんてことを考えるのはほんの一瞬で、これから明日・明後日登る山の縦走計画を立てるのです。天気は良いけど風が少し強いのでね、エスケープルートを頭に入れなければなりません。軽快なジャズを聴きながら登山計画を立てます。

 

ジョシュア・レッドマン・カルテットで、チュニジアの夜

 

2000メートル級の山々はいまちょうど紅葉真っ盛りです。まずは2週間ほど前に登った、群馬県谷川岳。切り立った稜線が魅力的です。

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それから、先日4人が亡くなる痛ましい事故のあった、栃木県の那須岳。ご冥福をお祈りします。那須岳はとても美しい山です。

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納豆定義はまたあとで

今週のお題「納豆」

先月、わたしの数少ないお気に入りの食堂がひとつ、閉じてしまいました。友人からおすすめのお店を聞かれて紹介しようとその場で検索したら潰れていた。わたしはその前の週末にそこで夕食を取ったばかりで、店を閉じる雰囲気など微塵もなかったのでとても驚きました。そのお店は隣駅にあった昔ながらの洋食屋さんで、どのあたりが昔ながらかというと、スープが味噌汁なのでした。や、スープが味噌汁であることは少し余談であって、本題は肉料理とワインがとても美味しくて、きついテント泊登山から帰ってきたら、50リットルザックを背負ったままお店へ直行し、ハンバーグセットとロゼを頼むのが常であった。ということを言いたかったのですが、なぜか味噌汁のことが先に頭に浮かんでしまいました。ハンバーグとロゼを頼んでも味噌汁が出てくるのだから大したものです。そのミスマッチさにある意味店主の粋を感じていましたし、違和感は感じつつも味噌汁は美味しかったのでしっかりいただいていました。

それで今日のテーマ納豆ですが、味噌汁は納豆と不可分というか、食い合わせはバッチリなコンビだとおもうんです。でも洋食屋さんで前菜に納豆が出てきたらイケるかと想像したら、無理ですよね。納豆が和食とはいえ日本の西方面では脅威の食材ともされてるようですし、なるほど、わたしがクサヤを無理だと感じるのと同程度に無理なのかなと想像してみれば、納豆ムリなひとがいてもそれは想定の範囲内です。

振り返ってわたし自身は納豆大好きです。ただ食後に口に残る納豆風味を考えると、平日朝はちょっと控えることが少なく無いです。どちらかというと休日や、晩ご飯で食べることが多いかもしれない。

ところで納豆も、技術革新というか新しい視点はないものかと考えた時に、粘り気の無い納豆が出てこないかなと思うことはあります。もっと具体的にいうと糸を引かないやつですね。蜘蛛の糸のように空中を浮遊しようとすらするときがあって、シチュエーションによっては勘弁してほしいなとおもうことがあります。いま、糸を引かない納豆はもはや納豆では無いのではないかって自分自身に疑問が湧いてきましたが、納豆せんべいや、うまい棒にも納豆味があるので、必ずしも糸は引かなくても納豆であることはできそうです。うーん、だんだん"納豆とは何か"という納豆定義論になってきた様相ですので、ちょっとめんどくさくなりました。この辺でおしまいです。

あの味噌汁付きハンバーグセットが食せなくなって、わたしは本当に寂しいです。

 

山はすでに紅葉の季節ですが、写真はこの夏休みに涸沢カールから奥穂高岳に2泊3日で登ったときの写真です。

 

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屏風岩


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涸沢カールから、吊り尾根の景色


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涸沢カール、夜のテント場


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涸沢カール、日の出前のテント場


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朝日を浴びる奥穂高方面


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涸沢岳


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チングルマの綿毛


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涸沢岳と青空


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奥穂高岳の取り付き(右下に人の後ろ姿が見えるところから登ります)


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奥穂高岳山頂から、槍ヶ岳、大キレット方面


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ジャンダルムと呼ばれる岩場。一般登山ルートではありませんが、人気があって多くの人が西穂高から縦走してきます。頂上に人が見えますね。ジャンダルム周辺では毎年事故が絶えず、わたしは怖くて行けません。


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上高地で可憐に咲くお花たち

 

 

 

持ってるな

今週のお題「急に寒いやん」

うんホントですね、急に寒くなりました。先週までエアコンのお世話になっていたのに、今週はエアコンなし・掛け布団で寝るのがちょうど良い。そうすると、これからは毎朝2度寝の誘惑と戦わなければならないわけです。さっそく連敗してますが。

ゴルフやるにもちょうど良い気候みたいで、ゴルフコンペなどのお誘いが増える時期でもあります。わたしは同年代の中でもちょっと変わり者といえて、あまりゴルフやらないんですよね・・若くしてパートナーを得て子供を持てたので子育てにかかりきりでもありましたし、ハーフをいくつで回ってガハハ、という雰囲気がどうも苦手でして、なるべくゴルフを避けてきた人生でした。そして実際かなり上手いこと避けてきた。象徴的だったのは昨年だったか、立場的にもうキミは逃れることはできないぞ、と言われて観念して参加することになったコンペの当日、急遽客先との打ち合わせが発生したときはすごく残念な顔と声で幹事にキャンセルを伝えつつ、内心ではオレ持ってるな、と運命を感じたものです。

今年もたくさん誘われてますが、なんとかならないかなと手を替え品を替え対策を練っているところです。青空のもとプレーすること自体は、気持ち良いのですけどねー。(人生で2回ほどまわったことはあります笑)

 

趣味の登山についても、山ではいまが紅葉の時期なので楽しみではあるのですが、今週の西高東低気圧配置でアルプスは各所冠雪し始めましたし、つい先ほど那須岳で痛ましい遭難事故の報道を目にしました。那須岳は標高こそ2000メートル未満ですが、暴風の山ですからね・・。

わたしも三連休はアルプス縦走を計画していましたが、天気予報の冬型気圧配置を見てアルプスはあきらめました。

写真は、まだまだ灼熱の7月末に登った北アルプス蝶ヶ岳からの風景です。

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ありがとうございます。

今週のお題「苦手だったもの」

苦手だったものは登山です。

苦労して危険で高いところに登って、バカじゃなかろうか、と思っていましました。ほんの3年ほど前のことです。

いまでは、山登りなんてバカじゃないの?といわれたら完全に褒め言葉です。ありがとうございます。

 

日本一高い山は富士山ですが、7月某日に、日本第二位、第三位の山、南アルプス北岳と、間ノ岳を縦走・ピストンしてきました。

 

肩の小屋にテント泊して翌日、北岳へナイトハイクして、山頂から眺めた間ノ岳とその稜線。朝日で真っ赤に染まっていました。

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同じく早朝の北岳山頂から富士山のシルエット。めちゃくちゃ綺麗。
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北岳の稜線。南アルプスの山は雄大です。

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間ノ岳山頂付近から、富士山と登山者
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間ノ岳から折り返して、ふたたび北岳を登ろうとする場面。赤い屋根は北岳山荘です。
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北岳山行は稜線の眺めが本当に素晴らしかった。いままでの登山でいちばん良かったです。

 

明日はどこへ行こうかな。

 

最近聞いているのは、ヴァイオリニストのナタン・ミルステインです。紹介する曲はパガニーニアーナ。

パガニーニの楽曲を彼がアレンジしたものです。超絶技巧なテクニックと倍音を含んだ音がとてもかっこよく、脳みそが刺激されます。

 

通勤時にはミルステインによるバッハのパルティータを聴き続けています。

かっけえ・・・

 

ミルステインを知るきっかけになったのは、日本の新進気鋭ヴァイオリニスト、荒井里桜さんの演奏するパガニーニアーナを聴いて感動したからです。

演奏、録音品質ともに大変素晴らしい映像で、かつ荒井さんの演奏する姿がとても凛々しく、これ聞いたら大概のクラシック好きは彼女のファンになってしまうのではないかと思います。

頭の中にカンッて響く高音のヒット感がめちゃくちゃ心地よい。