残り半分

話がまとまる前にやめとく派です

そういうことなんよ

今週のお題「人生で一番高い買い物」

 

写真は日光、というか足尾銅山方面の、中倉山の登山風景です。尾根道や渓谷の風景が素敵な場所でした。

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人生で1番高いかいものかあ。単純に家かな、なんて思いましたが、ライフサイクルコストを考えると、多分食べることがいちばんお金がかかりそうです。

お題とは少し話の方向性が違いますが、人生の三分の一を睡眠に費やしているから、良質な睡眠が大切だ、なんていうお話を何年か前によく見聞きしました。なるほどー、って感心はすれども、具体的な改善をしたかというと、何にもしてないかもしれない。ただ、枕を変えたら肩こりが劇的に無くなったので、それは良かったです。どんな枕にしたかというと、Amazonで買ったアイリスの男の蕎麦枕です。蕎麦ガラが詰まったガッチガチに硬い枕で、枕の高さは16センチ。16センチ?!って使っているわたし自身も少し引いてしまう数値なのですが、これがとてもわたしの睡眠スタイルにフィットしていたようで、先ほど書いたように肩こりがほんとうになくなった。

それで最初の食べ物に話を戻しますが、不思議なもので、歳と共に美味しいものを食べるのがとても好きになりました。大した舌は持ってないけれど、これは美味いっていうものに出会えると、とても幸せな気持ちになります。ただしそれは休日の食事に関してのみあてはまることで、平日仕事しているときの食事は昔と変わらずズボラです。少しでも早く食事を終わらせて、お昼寝や、最近なら山行計画に時間を取りたいという発想で、毎日同じビルに入ってる食堂でテイクアウト唐揚げ弁当を買って食べています。毎日、唐揚げ弁当。飽きないかと聞かれますが、目的が違う。舌で感じるバリエーションやおいしさや、ましてや健康は求めてなくて、空腹を満たす、という本能に基づくことのみを目的にこなしているに過ぎません。当然周りからは、それじゃあ将来病気するぞという心配の声や、よく毎日飽きないなあと呆れた声と、その他いろんなことを言われますけど。

では今回のお題をきっかけに人生で1番高いのが食事だと認識できたとして、明日からのランチがうな重やステーキ丼や、あるいは繊維とタンパク質中心のものになるかというと、そんなことより早く寝たいし週末どこに登ろうかなーと考えているほうがわたしのこころには健康的だったりします。

ここまで書いて、結局お題とはあまりリンクしない意味のない内容になったけど、書いてて楽しかった。つまり、そういうことなんよ、という結論に至りました。

 

桑田佳祐が、佐野元春世良公則、charと野口五郎をフューチャーして作った曲、"時代遅れのrock 'n' roll band"という曲をリリースしました。全員66歳とのこと。

超平和な雰囲気のアレンジ、超ストレートな歌詞。シェケナベイビーでカモンです。ダサダサで普段ならイントロを流しただけで聴くのをやめるタイプの曲なんですが、なぜかもう3巡目です。

サボりたいわけではなくて

今週のお題「サボりたいこと」

このブログを書くのをずいぶんサボってることに気がつきました。今年に入って5回しか更新してない。かつては毎週末書いていた気がします(未確認、印象として)。でも、サボりたい訳ではないんです。

理由は明らかで、何回か書いたかもですが、完全に登山にハマったからです。平日は、夜のジムランニングのあとネットや本で週末の山行計画をああでもないここでもないと考え続け、土日(最近は2日とも行くことが増えました)は早朝から山登りにいそしんで、帰ってきたら即寝る生活になったからです。

困ってきたのが四六時中繁忙期な仕事のことで、特に平日夜遅くまでの残業時間がとても支障になってきました。なるべく早く帰りたいのに仕事はたくさんで、イライラしてしまう。そんな精神状態では冷静に効率的・合理的なお仕事運営ができなくなってしまうし、山行計画が中途半端になると現地で色んなリスクを背負ってしまう可能性があります。でもできれば山行頻度は減らしたくありません。どうしようか・・最近の悩みです。

それでいまふと気づいのは、あれ、わたしは早起きできるじゃないか、ということです。これまで平日はギリギリまで眠りたくて、朝起きてから出かけるまでの所作をいかに短時間でこなすかに勤しんでいたのですが、週末山に行くときは4時に起きても全く苦ではない。このあいだはご来光が見たくて3時に起きた。これは行けるのではないか。平日も仕事のために起きると考えずに、山行計画のために早起きして早出し、ほぼ定時で上がる。うん、これしかない。

連休明けの月曜からがんばってみます。

自信は全くありません。

 

写真は、奥久慈男体山頂からの眺望です。f:id:fujisong:20220507133400j:image

 

男体山といえば、日光男体山も。下の写真は森林限界を超えた山頂付近からの眺望で、左手に雲海に覆われようとしている中禅寺湖、右手は風景が斜面で少し切れてますが戦場ヶ原です。つい最近登ったのですが、まだ冬の気候が残っていて、氷柱が見れました。

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紹介する音楽は、チルズポットの夜更かしです。この雰囲気好きです。

 

 

 

 

街は変わる

今週のお題「好きな街」

引っ越したらその街の裏通りを探索するのが好きで、狭い通りを歩いて写真を撮ったり、良さげなカフェを見つけては通ったりなんてことをしていました。さいたま市にいた頃よく通ったのは、大宮駅西口の桜木町2丁目あたりのカフェで、倉庫をリノベした落ち着いた内装と、手作り感溢れるケーキを出してくれるのが大好きでした。本を読んだり音楽を聴いたり、ダラダラと何時間も過ごしていた気がします。下の写真はその頃食べた確かマンゴーのケーキ。

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この間久しぶりに行ってみたら、残念ながら閉業していました。調べてみるとお店を閉じたのはもう何年も前の事で、街の再開発事業計画に伴って、同じ通りにあった他のこじんまりとした店ともどもなくなっていました。でも、それはそれで仕方のないものと思っています。

最近は仕事の内容が安定してきて、しょっちゅう引っ越すことがなくなってきましたが、わたしはサラリーマンですから、いつ異動となるかもしれません。その時に、昔と同じように、行った先で昼となく夜となくその街を積極的に歩き回るのかな、と想像してみたら、どうもそういう歩き回りたい気持ちにはならず、誰かと知り合って話し込む自分のイメージが湧いてこず、うーん自分の何かが変わってしまったのだろうか、と少し不安というか、寂しい気持ちになりました。コロナのせいにすることもできるけど、どうなんでしょうね。

 

Yogee New Waves"Down Town"山下達郎のカバー曲です。

 

次は山下達郎本人のライブ音源。6月ごろにオリジナルアルバムリリース予定とのことで、楽しみなのですが、媒体がCDのみだとプレイヤーを揃えることとか、いまや聞くまでが大変なので、これを機会に全アルバム含めてサブスク解禁して欲しいなあ。

 

 

 

 

白髪染めをやめた

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写真は高水山ハイキング中の風景です。

 

昨年末、白髪染めをやめました。わたしの白髪染めは、どこかのお店で染めたりすることではなくて、市販の白髪染めを使って自分で染めるやりかたでした。それをやめた。ふりかえると人生の3分の2くらい白髪を染め続けた染め歴でした。結構長いこと染めていたことに気づいて、なんか新鮮な思いです。

家庭での白髪染めは、毎回タオルなどへの色移りが少なからずあるし、風呂場やフロアリングに色がついてしまったことがあり、一度色がつくとこれがなかなか落ちない。そして多方面から怒られる。そうやって怒られながらせっかく染めた髪の毛は、何かの加減でしっかり染まらないダークグレー染めになってしまい、かえってヘンな見た目になってもう一度やり直すことになったりする。けっこう面倒な作業です。

それで昨年末ふと思ったのは、あれ、わたしはなんで染めてるんだっけ?ということでした。もはや白髪が見えたところで違和感を感じる年齢ではなくなってきたし、若くみられたいかな?というとそうでもない。若い、と言われると嬉しい年齢にはなったかもしれないが。そうみられたくて生きてはいないです。ただ、楽しく生きるために体力や体型はある程度維持したいけど、年齢に対して異様な若さを放つのは、なんというか、まがまがしくもある気がする。

というとこで昨年末に染めるのをやめたわけです。まもなく3ヶ月ほど経つ。毎月床屋でカットしてもらっているので、いままで染めていた髪はほぼ完全にカットされて、最近ようやくわたしのナチュラルな、隠し立てしない髪色の全貌が見えてきました。

わたしの髪色の全貌としては、左右のサイドは完全に真っ白で、トップに向かってやや黒が優勢な感じ。うーん、理想としてはロマンスグレーというか、全体的にバランス良く白髪になっていることでしたが、なかなか理想通りいきません。この間床屋のお兄さんに、いっそ全部白くしちゃいます?と聞かれたけど、それでは黒く染めるのと同義な気がしたので、このままで行くことにしました。急に白髪になったので同僚や上司、お客さんに至るまで、2、3ヶ月ぶりくらいに会う人は初見でギョッとしてくれて楽しいです。

映像はsirupの新曲superpowerです。この人はデビュー、もっとまえの自主制作?インディーズ?のころから、ずーっとクオリティが保たれていて、かつ聴きやすい曲になっているのが凄い。

 

 

お題と写真と歌

今週のお題「冬のスポーツ」

冬のスポーツ、と聞くといまわたしのブームである冬季の低山登山を上げたくなるのですが、登山をスポーツと呼ぶのはなんかおかしいらしい。ではスポーツの定義はなんだろうと思って調べてみても、オリンピックのような、ルールがあって記録を競い合うものは競技スポーツと呼ばれていて、つまりスポーツの中の一分野でしかないようです。それから武道関係もスポーツと呼ばれることに違和感を唱えることがあるようです。例えば合気道はそもそも試合がないですし、争うことと対極という考えのようです。ではもっと大きな括りの身体運動と大きな意味でのスポーツの違いは何なのか、と思うのですけど、同じとも違うとも取れる気がして、よくわかりませんでした。(けれどもスポーツと言われるといわゆる競技スポーツをイメージするのが普通だと思います)

登山のことを書きたくてスポーツの定義について調べ始めましたが、もう面倒臭くなってしまったので、オリンピック楽しいよね、ということにして、全く関係ない先日の写真載せます。

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まるでお昼のような明るさですが、夜中のお月様の写真です。今のスマホの撮影機能って本当にすごいよなあと思いますね。暗いところを写してもノイズが全然入ってない。

この頃よく聞く音楽はAdoのニューアルバム「狂言」です。Adoのルーツであるボカロミュージックはわたしの勉強不足分野の一つでして、知識が全然ないので聞いても音楽的バックグランドは掴みかねるのですが、Adoのボーカルを聴いているとジャズを聴いてるような楽しさがあります。ジャズのアドリブソロは聞く人の予想を裏切りながらも心地よく聞かせるギリギリのラインを保っているところが魅力だったりします。あとバッハの音楽は複数の旋律の絡み方が、やはり聞く者の予想を裏切りながら音楽が進みますがその翻弄されるさまはとても心地よいものです。コロコロ変わる彼女の歌声は次の予測が難しく翻弄されますが、そこに居心地の悪さはなく、何か一つ突き抜けたようなスカッとした心地よさがあり、魅力的です。

 

 

不確定性原理を贈る

今週のお題「自分に贈りたいもの」

いつの間にか月一更新になりつつあります。相変わらず低山トレッキングが楽しくてしっかり週一で行けている。行く先で快晴が続いているのがとても幸運だと思ってます。最近では土曜に登山して日曜に湖へ日の出を見に行きました。帰りは必ず蕎麦と温泉。

ほんのひと月ほど前までほぼ屋内でぬくぬく過ごしていた、あのわたしはどこに行ってどうしてこうなってしまったのか、よくわかりません。

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ハマったな、と認識したのはトレッキングはPDCA(Plan,Do,Check,Action)が簡単に回ると気づいた時です。例えば、こないだやや標高のある山の時に、下りでくたくたになって膝への負担もすごかった、という反省からトレッキングポールを買ってみたら次回すごく楽になった、というようなことですね。恐ろしいのは努力が必要な体力は別として、色々不便に感じたり苦痛に感じることに対して、登山の世界はお金を使うとそれなりに克服できてしまうことです。もう少しこうだったらな、の「もう少し」が仕事帰りに小川町あたりのスポーツ店ビル街に行けば簡単に手が入る。その手軽さはやばいです。アウトドア製品関しては欲しいと思ったら次回買わないでいるとほらやっぱり不便、とか思っちゃってなかなか抗えないので、衝動的に欲しいと思ったらまずはワークマンのオンラインサイトで2000円内外の製品を覗いてみる、という予防措置でなんとか踏みとどまっています。結局ワークマンで買ってるわけですが。

それで、自分に贈りたいものですけど、今わたしの財布には2021年末ジャンボの連番10枚が入っていて、宝くじはそれこそ30年ぶりくらいで買ったんですけど、これですね。どういうことかというと、年末ジャンボは当選番号がもう発表されていますが、わたしはまだ当選結果を見ていないんです。いつ当選確認するのか、というのがミソでして、年末ジャンボもう買っちゃってるけどまだ結果見てないから当たれば何億円(買っていながら未確認です。5億?)だけど、多分外れてるんだろうけど万が一にも当たってるかも知れなくて、つまりこの連番10枚を持ち続ける状況がわたしの中では「シュレディンガーの猫」なんですよね。普通は当選番号発表と同時に確認して、外れると、その次のジャンボ宝くじ購入までガックシ感が続くわけですが、この方法ならわたしの中でだけ「年末ジャンボ当たったら何買おうかなあ、利子で暮らしていけるかなあ、そしたら仕事辞めるかなあ」が今でも続いているわけです。次回の宝くじが発売されて購入してからやっと今の宝くじの当選を確認することで、ワクワクな気持ちがずーっと続く、という宝くじとの距離感と関係性。なのでもう少し整理して言いますと、宝くじで絶え間なく夢を見続ける、というのが今わたしに贈りたいものです。

 

 

 

あれはどこにやったかな

今週のお題「手帳」

年明けてから書いてませんでした。遅ればせながら明けましておめでとうございます。

その年が明けてからなんですけど、体を動かすのが楽しくなってきました。年甲斐もなくですね。毎日走り始めて数ヶ月経って、なんとなく体力がついてきて、年明けに雪景色の温泉街周辺を散策しながら温泉をハシゴして、蕎麦屋をハシゴしました。散策しながら今までコツコツ揃えていた登山着の重ね着を試したり簡易アイゼンの様子を確認したり。

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温泉街から少し奥の町の、人通りの少ない地元温泉の景色。霜がうっすら降りた通路を裸足で歩いて入る露天風呂、最高でした。

 

そして近場で低山トレッキングを始めました。1日で複数の山を渡り歩く計画で動いていて、年明けてからすでに10個近く登頂しました。わたしは着込めばそれなりに暖かくなってくれる冬が好きで、一方脱いでも脱いでもこれ以上脱ぐものがなくなっても暑いものは暑い夏がどうしても嫌いなので、今の時期の、氷点下5度くらいで登り始める環境がとても心地よいです。

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写真は峠を歩いている最中に見えた景色です。富士山の裾野の広さに自分自身を全て委ねてしまいたくなるような、懐の深さを感じます。

 

手帳とは、スケジュールやメモや日記を記すもの、だとおもいますが、今でこそiPhoneiPadでバリバリ記録しているものの、紙手帳の頃は全く使いこなせてなかったなあと思います。手帳は相方が必ず年末に買っていて、それを見たわたしも真似して買ってましたが、それきり使わないのがいつものパターンでしたね。毎年買っていたあれは今どこにあるんだろう。捨ててないような気がするので、おうちのどこかに眠ってるはずですが、メルカリで新品同様と但し書きがつけられるほど状態は良いとおもう。それにしてもわたしには、「あれは今どこにあるのかな」というのがとっても増えてきた。本や洋服やCD、レコード、下取りに出していないケータイやスマホなど、どこにあるんだろう。そういえば昔大切に使っていたアイバニーズのギターも所在がわからなくなっていたのですが、先日実家の父から「この青いギター譲って欲しいって人がおるから、あげても良いか」と連絡がきて、150キロ離れた場所にあることが判明したので良かったです。

 

本年もよろしくお願いいたします。