残り半分

話がまとまる前にやめとく派です

白髪染めをやめた

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写真は高水山ハイキング中の風景です。

 

昨年末、白髪染めをやめました。わたしの白髪染めは、どこかのお店で染めたりすることではなくて、市販の白髪染めを使って自分で染めるやりかたでした。それをやめた。ふりかえると人生の3分の2くらい白髪を染め続けた染め歴でした。結構長いこと染めていたことに気づいて、なんか新鮮な思いです。

家庭での白髪染めは、毎回タオルなどへの色移りが少なからずあるし、風呂場やフロアリングに色がついてしまったことがあり、一度色がつくとこれがなかなか落ちない。そして多方面から怒られる。そうやって怒られながらせっかく染めた髪の毛は、何かの加減でしっかり染まらないダークグレー染めになってしまい、かえってヘンな見た目になってもう一度やり直すことになったりする。けっこう面倒な作業です。

それで昨年末ふと思ったのは、あれ、わたしはなんで染めてるんだっけ?ということでした。もはや白髪が見えたところで違和感を感じる年齢ではなくなってきたし、若くみられたいかな?というとそうでもない。若い、と言われると嬉しい年齢にはなったかもしれないが。そうみられたくて生きてはいないです。ただ、楽しく生きるために体力や体型はある程度維持したいけど、年齢に対して異様な若さを放つのは、なんというか、まがまがしくもある気がする。

というとこで昨年末に染めるのをやめたわけです。まもなく3ヶ月ほど経つ。毎月床屋でカットしてもらっているので、いままで染めていた髪はほぼ完全にカットされて、最近ようやくわたしのナチュラルな、隠し立てしない髪色の全貌が見えてきました。

わたしの髪色の全貌としては、左右のサイドは完全に真っ白で、トップに向かってやや黒が優勢な感じ。うーん、理想としてはロマンスグレーというか、全体的にバランス良く白髪になっていることでしたが、なかなか理想通りいきません。この間床屋のお兄さんに、いっそ全部白くしちゃいます?と聞かれたけど、それでは黒く染めるのと同義な気がしたので、このままで行くことにしました。急に白髪になったので同僚や上司、お客さんに至るまで、2、3ヶ月ぶりくらいに会う人は初見でギョッとしてくれて楽しいです。

映像はsirupの新曲superpowerです。この人はデビュー、もっとまえの自主制作?インディーズ?のころから、ずーっとクオリティが保たれていて、かつ聴きやすい曲になっているのが凄い。