残り半分

話がまとまる前にやめとく派です

サイエンスフィクション

今週のお題「暑すぎる」

わたしは兼ねてより一貫して暑いのが嫌いと主張していますし今後も変わることはありません。

強い意志を表明しようとしたらつい政治家のような話っぷりになってしまいました。ただ今年の梅雨明け以降の毎日40度に迫る暑さに対しては何か感覚がおかしくなっていて、開き直るような気持ちで日中炎天下にランニングやサイクリングを繰り返すことにある種の清々しさを感じるに至っています。通勤時のじんわりにじむ汗は心の底から嫌いなんですけど、運動して滴るほどかく汗はそこまで嫌いじゃないって不思議ですね、気持ちの問題でしかないような気がしますが、服装をはじめとして汗をかく準備ができていればそれほど嫌悪感はないということなんだろうか。確かに、豊富に着替えがあって、いつでもどこでもシャワーを浴びる環境があれば、夏は嫌いではないかもしれない。ここで言ういつでもどこでもとは、本当の意味でいつでもどこでもであって、ユビキタスなシャワーである。ユビキタスシャワーは、当初は法律の義務化よって店舗や公共施設に備えられるだろう。しかしやがて、瞬乾性の機能性ウェアの普及とピンポイントの気象コントロールが可能になることで、汗をかいたらその場で雨雲が生成され、天然のシャワーを頭上に降らせるとともに衣服は即座に乾燥する。そして髪の毛がビショビショに濡れた人々が街を行き交う。


ZAZEN BOYS - METAL FICTION