今週のお題「試験の思い出」
写真は、ひと月以上前に登った、牛奥ノ雁ヶ腹摺山登山時の風景です。うしおくのがんがはらすりやま、と読む。
試験で思い出すのはそのころによく聞いてきた音楽で、ペットショップボーイズのアルバム、behavior.です。
聞いたきっかけはスミスのジョニー・マーがギター参加してるから、でした。たしか。
アルバムの内容は、気だるい曲調が多いエレクトロミュージックで、曲名からしてBeing boringとか、This must be the place I waited years to leaveであって、徹底的に後ろ向きな内容。受験めんどくさいとしか思っていなかったわたしの気持ちにばっちりリンクしていました。うーむ受験にずいぶん手を抜いて今のわたしがあるわけですね。でも、あれ以上勉強してそれなりのところに入っていたら、歳を取っても相当背伸びし続けなければならない人生だったかと思うとゾッとするし、そうでなくてよかったです。
そういえば、親父は公務員でしたが非キャリアでもそこそこのポストまでいったものの、60手前でスパッと辞めてしまって、後日どうしたの？って尋ねたら、コンプラとかいろいろ面倒な世の中になってきたので公務員ヤンなっちゃった、と言っていた。わかる。こういった感覚は家系かもしれない。そういえば、最近わたしが個人的に燃えてる仕事の内容は、仕事を減らすための仕事です。
紹介する曲は、ペットショップボーイズのThis must be the place I waited years to leaveで、BBCラジオのコンサート番組から。
