残り半分

話がまとまる前にやめとく派です

テント欲しい

今週のお題「あったかくなったら」

あったかくなったら、高山に登れるようになるのが楽しみですね。また山か、っつー話ですが、気候の話とお山のはなしは切っても切り離せないのです。

わたしの昨年の記録をふりかえると、1年間登山に出たのが84日でした。週平均で1.6日。たしかに、休日用事がある日以外は山にいたのでこんなものかもしれない。普通の人から見ればあたおかレベルだしわたしもそう思いますが、前も言ったけど本望です笑

ただ山小屋予約競争がいやなので、来年はテント泊装備が欲しいなあ。

 

山野井泰史さんというクライマーのドキュメンタリーを正月休み中に見ました。

DVDが出てました。


山野井さんは生きるレジェンドで、夫婦でクライミングをされているのですが、過去雪崩被害による凍傷でふたりとも手足の指をほとんど失った状態にもかかわらず、なお登り続けています。それをカッコいいという人は少なくありません。わたしは正直、スゴイなとは思えども、身体の一部を失ってまで登り続ける気持ちは、理解しきれないところが有ります。

わたしの印象に残ったのはそこではなく、山野井夫婦のクライミング中の関係性、空気感、雰囲気です。極限状態にもかかわらず、ものすごく柔らかいのです。泰史さんが奥さんを「妙子、」と呼びかけるその声のあたたかさ・優しさに感動してしまった。鬼気迫る時って精神的に追い詰められているわけですから、どうしてその焦りが声や表情に出てしまうのが普通で、わたしも歳をとっていろんな危機的事態を通ってきたのでそこそこ落ち着いて対処できるようにはなってきましたが、それでも山野井夫婦のような包み込むような柔らかな雰囲気を醸し出すことはとうてい無理な気がしました。

沢木耕太郎さんによる山野井夫妻のドキュメンタリー著書が有名です。

 

 

今週はポリスを中心に聞いてます。ロクサーヌはアレンジが徹底的にシンプルですが、それゆえにスティングのカン高いボーカルが際立つ。わたしだったらシンプルすぎて怖くてもっと音を詰め込んでしまう。

あと、ドラムのスチュワートがやっぱスゴイ。フレーズがメロディアスだし、手さばきの柔軟さ、ハットやシンバルで刻むリズムの心地よさが秀逸だとおもいました。