残り半分

話がまとまる前にやめとく派です

エディ

先日、ヴァン・ヘイレンのギタリスト、エディ・ヴァン・ヘイレンが亡くなりました。65歳。早すぎる。

わたしにとって中高時代の音楽というのは、レッドツェッペリンU2、そしてヴァンヘイレンがほぼ全てだったと思う。

89年、友達と一緒に東京ドームにライブを観に行った。アリーナ席だったと思うけど、場の雰囲気に飲まれて大興奮している間にライブは終わってしまって、帰りの電車で思い出すのは大型モニターに映し出された演奏風景だけだったんですが、しばらくしてからテレビでこの時の映像をほぼフルで流してくれた。VHSで録画して毎日のように見てたなあ。大学に入学して最初は寂しい一人暮らしが始まって、友達ができるまでの間はこの映像を見て元気をもらっていた。本当、元気をもらってたね、ヴァンヘイレンには。

これサミーヘイガーの動きとか覚えてるので、間違いなくその時の映像だと思います。この、BPMを落としてバンドがグルーヴしてる「サマー・ナイツ」が大好きで、ハーモニクスとタッピングを駆使して魔法のようなフレーズを弾くエディに追いつこうとは全く思わなくて、常に羨望の眼差しで見ていたと思う。そして何よりこの曲のギターソロのカッコよさ、今見ても、馬のいななきのような音の連なり、ギターフレーズだけでグルーヴィで、異次元のパフォーマンスですし・・・なんだか、わたしなんぞが言葉を駆使したところで彼のためになるわけでもないですし、しかしあまりにもショックですし、なんだか心の整理がつかないけれど、しばらくは彼らのアルバムを聴き続けることになりそうです。