残り半分

話がまとまる前にやめとく派です

今年を振り返った

わたしは年末にこの一年を振り返ったりするタイプではないんですけど、さっき10秒くらい振り返ってみたんですね。総じて感想としては「つまんなかったな」っていう一言かな、と思った。わずか10秒ボケえっとした結果出てきた結論なので、大変表層的で短絡的なのであろうという考察は容易なのですけど、まあつまらなかったね。それもこれも全部コロナのせいで、ほぼインドア派なわたしでさえもそう感じるくらいであるから、普通の人々の「つまらねえな」度は相当だったかもしれない。わたしはチャージ2000円くらいで観れるジャズバーに2、3ヶ月に一回程度行き、繁華街で開催されるストリートジャズ祭りを見て回るのがここ10年くらいの楽しみで、今年は全くそれができなかった。つまらねえ。本当につまらないです。もう一回言いますがそれもこれも全部コロナのせいです。しかし考えてみると、コロナは全世界から恨まれているわけで、コロナと関連づけられたワードはおそらくネガティブな言葉で溢れていると思うんです。仮にコロナが人格を持っていたとして、「ちょっとエゴサーチしてみようかな」なんてわたしの隣でつぶやきながらキーボードを叩き始めたら真っ先に「やめておけ」と打鍵する手を押さえつけると思う。きっと彼は「それは僕の自由だ。検索結果については甘んじて受け止める」というかもしれない。しかし調べるまでもなく結論は出ていて、モニターは圧倒的にネガティブで、攻撃的な言葉で満たされているはずである。「僕はこんなに恨まれているのか」「細胞を持たない僕が、生きていくためには宿主がどうしても必要なんだ。僕自身が生きて・増えることだけが目的で、それは他のウィルスも同じはずだ。生きとし生けることがなぜそんなに悪いことなのか。ウィルスによる遺伝子の突然変異で生物は進化する可能性も持っているというのに。数多のウィルスの中で、僕だけが憎悪の対象となるなんていうのは理不尽じゃないか。」

ここまで妄想して、動物の愛護運動の延長で、ウィルス愛護というテーゼも少なからぬ未来において発生しても全然おかしくないなと思いました。

 

ヤフーリアルタイム検索では、ワード検索するとネガポジ判定もしてくれます。「コロナ」の検索結果です。

今日時点でネガ74%、ポジ26%であり、圧倒的にネガティブで溢れている。

 

Apple Musicのリプレイサイトで教えてもらった、わたしが今年1番聞いた音楽は、Friday  Night PlansのPlastic Loveでした。これは自分でも納得。