残り半分

話がまとまる前にやめとく派です

蕎麦とジャズがあれば

今週のお題「2020年上半期」

ずっと続いていた雨が嘘のように、今日の関東は快晴じゃないですか。昨日、土日は2日とも雨予報だったので、それなら先に行ってしまえと雨の中山奥の峠や崖がオーバーハングしている道をドキドキしながら超えたのに、今日にしておけばよかった。山間部で美味しいお蕎麦をお昼に食えたのが唯一の救いです。くるみ蕎麦、美味かったなあ。

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上半期、個人的に何があったかというよりも、全て感染症というフィルターを通した生活になってしまって、良いこともそうでないこともありましたが、「そっか、こういう世の中になることもあるんだな」というのは本当に勉強になりました。人間て面白いなと思うのは、どんなことであっても、誰かが科学的に不測の事態を想像していたり想定したりしているんですよね。その事態にどれだけの人々が賛同できるかによって、世の中の仕組みそのものが変わってしまうんだなあというのがよくわかりました。移動の自由を奪われることがあるなんて、そしてそれを多くの人が賛同するなんて、考えたこともなかった。

でもね、だからと言って何ができるかと言うとあまりなくて、今後の不測な事態を予測できるわけでもないのですから、予測できないからこそ不測の事態と言うのですしね、世の中に合わせて生きていくしかないよな、くらいの感想ではありますが、例えば、貯金をたんまり貯めること自体がリスクになる可能性だってあるわけで(スーパーインフレとかね)、蓄えと言うのはお金だけでなくて、物や人との関係性や、はたまた自分のメンタルや体力などに分散して投資しておくことが大切なんだなと改めて思い始めました。今更かもしれないけれど。

わたしは最終的には、美味しい蕎麦と、素敵な音楽があれば、それほど文句はありません。

その時の音楽は、こんな感じのいぶし銀・ゲキ渋なギターとアルトサックスのジャズ・デュオであったら最高です。


#3-3【Yushi Miyano & Sadanori Nakamure】宮野裕司 中牟礼貞則Duo