残り半分

話がまとまる前にやめとく派です

ひとつよろしく

今週のお題「雨の日の過ごし方」

雨の日の過ごし方・・・例えば雨の日にしかできないようなことって何かあるのかなあと考え始めてみます。そうするとわたしの生活している範囲では、雨が降るとやることが制限されこそしますが、雨だからこそできること、というのはちょっと思いつきません。雨でなくとも本は読めるし映画見れるし音楽も聴ける。お部屋の掃除もできるしおうちの書類の整理もできる、けれどもそれは雨じゃなくてもできることです。・・・話が終わってしまった。

ちょっと見方を変えてみて、雨の日とはどういう状況か、ということを考えてみます。当然、外は雨が降っている。雨が降るといつもより川に水が多く流れ込みます。川の水は海に行き着く。海は雨の日は風向きにもよりますがいつもより高い波が立ちます。それでサーファーが大喜びで荒れた海面を楽しんでいる。わたしは電車の窓越しに、あらら岩礁がすぐ近くにあるのにそんなに人が密集してたらぶつかるなあ危ないなあ、と思いながら眺めています。このご時世なので電車の窓は半開きになっていて、多少の雨では閉められることはありません(開閉の頻度は路線によります)。わたしはうっかり窓の真下に座ってしまったので雨粒がぽとぽと頭に落ちてくる。席を変えたいけれど、あいにくどこも席が埋まっているようなので多少の雨粒は我慢することにしました。隣の人も頭上が気になるようですが、席を立つ気はないらしい。電車の横長な席の端っこを見てみると、持ち主を失ったビニール傘が置き去りにされています。わたしの持論ですが傘は忘れるためにある。どうせ置き去りにされた傘の持ち主も、あ、忘れたけどしょうがないや、と思っているはずで、わざわざJRに忘れ物届けをすることはないだろうと思う。誰かが持ち帰っても誰をそれを咎めることはないだろうと思うんですけど、誰も持ち帰ったりしないのは不思議に思うことがあります。雨の日は忘れ物傘を積極的に貸し出してくれないかなと思ったりする。そういえば傘の次なる雨具がなかなか発明されないので誰か賢い人に気の利いた雨具を考えてほしい。軽くて持ち運びが楽で、片手が塞がったりせず、季節を問わずに使える雨具。例えばさあ、首からネックレスみたいにぶら下げてボタンを押すと体全体を薄い空気の膜が覆ってくれて、自分の動きにしっかり追随してくれるようなやつですよ、ひとつよろしくお願いしますね。

雨の日の音楽は圧倒的にノラジョーンズが良いです。