残り半分

話がまとまる前にやめとく派です

思い込みと勘違い

今週のお題「納豆」

納豆ってのはすごく不思議な味だと思います。あれに似た味ってそうそうないとおもうんです。発酵食品はどれも特徴があって大変個性的な味ですが、納豆は個性の中にも毎日でも飽きない絶妙なバランスがあるんじゃないかな、と思います。ようするに納豆が大好きです。あのねばねばルックスで損をしてる部分はある。でもねばねばのおかげで喉ごしが良い。冷蔵庫に放っておくと匂いが広がってしまうのがちょっとアレか。でも、旨い。大人になるとクセのある味が好きになります。チェダーチーズの口に広がる濃厚な後味はたまらんものがありますし、幼少の頃大嫌いだったらっきょうも、カレーに添えてないと寂しい。そんなわたしにとって最後の砦はくさやである。あれを克服するのはまだしばらく先と思う。一昨年、「だまされたと思ってたべてみな」と言われて15年ぶりくらいに口に含んでみた瞬間「だまされた」と思った。あれをどうやったら旨いと思えるのか、正直アプローチする術が見つからない状況です。食の楽しみは洗脳というか熟成が必要だなとおもいます。思い込みと勘違いが必要です。

 

曲はandy stottoのnumb。ポイントはこの、モノクロの飛び込み競技の写真のストイックさと曲の雰囲気の間に、何かしらリンクするものを見いだせるようになったなら、おそらくドはまりします。世界のいろいろな曲を好きだと思えるようになるのも、ある程度の鍛錬と思い込みが必要かもしれません。


Andy Stott - Numb