今週のお題「最近あった3つのいいこと」
1 七夕の夜が晴れた
ここ何年も、晴れることはなかったのでは。
7日の夕方、ブラインドの隙間から晴れた空を見て、「これで今夜あいつら会えるな」って思わず呟いてしまって職場のみんなに笑われてしまいました。
2 谷川岳登山後のかき氷
先週谷川岳を登りました。空の深く濃い青色がとても清々しかったです。
そして、登山後に麓で食べたかき氷が、とても美味しかった。シロップは使わずに、梅の果肉たっぷりなジャムペーストをかけて食べるもので、これがもうめちゃくちゃ良かったので、こんど自分でかき氷を作る時は美味しいブルーベリージャムをかけてみようと思いました。
登山中の風景
笹藪と山小屋、その先にずっと続く尾根
オキの耳山頂から見たトマの耳の山容。空気が澄んでいて、すべてがくっきり見える。
左の小瓶が梅のペーストで、これを少しずつかけて食べます。幸せな美味しさでした。また来る。
3 Friday Night Plansの新譜リリースと気付いたこと
Friday Night Plansが新譜Come and goをリリースしました。
彼らを知った2019年当初は、竹内まりやの楽曲カバーなど、シティーポップ音楽として好きでしたが、2021年頃から始まったミニアルバムの連作の肌触りが異様すぎて、正直どう聴いたら良いのか戸惑っていました。バンド名の由来が、金曜夜に週末の過ごし方を考えるワクワクな気持ち、ということだったはずなので、基本的にハッピーな音楽を作る人たちなのかな、と思い込んでいたので尚更です。
新譜Come and goを聴いてみて、わたしの耳が少し慣れてきたのか、聴きやすくなったように感じたので、彼らについて調べ直す気持ちが湧いてきて、さっき今年2月のインタビューを読んでみたところ、ちょっとした気づきがありました。
音が鳴っていない部分にもレコードノイズが入ったりすることで色んな要素が一つの線の上に乗るというか、一つの部屋に収まる感じがする。
なるほど、と思った。
一見バラバラな要素の組み合わせに統一的な空気感を持たせるものとして、ノイズを上げていることに納得した。最近彼らがフィールド録音をしていることにも納得できた。
この頃わたしが仕事面で興味を持っているのは、一見バラバラのものごとや技術的に相性の良くなさそうな人たちを組み合わせて、なにか足し算以上のものを作り上げることなのですが、そのヒントになった気がします。気がしてるだけかもしれないけど、ようするに、かき氷の梅味と聞いて、梅シロップって美味しいかなあと少し心配になるところ、果肉ジャムを使うと美味かった、これはブルーベリーでも行けそうだと発展させる、たぶん、そういうことです。
めんどくさくなると結論を急ぐのはわたしの悪い癖です。