残り半分

話がまとまる前にやめとく派です

showmoreの新しいPVが総合的に素晴らしい

今週のお題「オンライン」
わたしがオンラインでいちばん恩恵を受けているなと思うのは、間違いなく音楽ですね。古くは、古くはってのは2000年頃のことですが、CDの曲名やアーティスト名をネットから取得する、CDDBがネット活用の始まりです。その前はどうしてたかって言うと、手書きでメモしたり、ジャケットをコピーしてましたから。音楽視聴の視野が広がる、大いなる一歩でした。だんだんパソコンにスピーカーを接続して聴くようになって、CDをプレイヤーで聴くことはほぼ無くなって行き、そのうちに、パソコンにデータを貯めるだけじゃなく、iPodにコピーして持ち出せるようになり、さらにはiTunesから楽曲データをダウンロード購入できるようになって、ついに脱CDを迎えました。あ、ここまで書いてファイル共有ソフトナップスターグヌーテラを思い出した。いつ頃だったかなあ、わたしは遅い回線を使っていたので、あまり使いこなせませんでしたね。この頃トピックだったのがストリーミングサービスのPandoraで、知ってからすぐに日本では使えなくなってしまったので利用期間はごく短期間でしたが、楽曲レコメンド機能が大変秀逸で、いやなんでわたしの趣味がわかるの?!と本当に不思議でした。メデスキ・マーティン&ウッドやソウライブなど、いわゆるジャムバンドを知れたのでPandoraには感謝しかありません。いまは Spotifyが秀逸なプレイリストを教えてくれますが、わたしの中では圧倒的な元祖としてPandoraレコメンド機能がキラキラと輝いています。いまはもちろん、SpotifyやアップルミュージックのサブスクサービスやYouTubeの合わせ技で、その気になればとことんディープに音楽を掘り下げることができる環境になって、音楽に関しては現状で大変満足度の高い状況です。今後については、モバイルギガの縛りさえなくなれば、Wi-Fi環境を気にせず、文字通りいつでもどこでも聴けるようになって、いつでもどこでもドーパミン大放出な多幸感に包まれる状況になろうかと思います。5Gの到来が待ち遠しいですね。
showmoreによる井上陽水Pi Po Paカバーですが、これ最高です。根津さんの声はもちろん、チェロの倍音、ドラムの正確でしなやかなグルーブ、フェンダーローズで奏でる絶妙なソロの空気感といった超絶高い音楽性だけでなくて、映像面でも、スタジオ内照明と雪が舞う窓の外の風景の色温度対比をやや強めに表現しているところが映画のようで、トータルとして、ありきたりな言葉になってしまいますが、高い芸術性という言葉がぴったりハマるものになっています。素晴らしいと思う。

showmore - Pi Po Pa(井上陽水)【Live at echo and cloud studio】