残り半分

話がまとまる前にやめとく派です

音楽とドライブのこと

ドライブと音楽、というのは大変相性の良い組み合わせであるなあとおもいます。一つの閉じたプライベートな空間でありながら、目の前に広がるロケーションが時間と場所によって全く異なってくることが理由です。あらゆる季節の様々な時間帯の景色に、様々な音楽の組み合わせがある。ある一つの曲に対して、時間と場所によって様々な感情を抱くことができる。さらには同じ曲、同じ時間と場所であっても、その車内空間を誰と共にしたかによって、いくつもの感じ方や思い出を作ることができる。個人的に振り返ってみても、幼少期は親の車で親戚の家に向かう稲刈り前の田圃が広がる道中に運転する父親と熱唱した寺尾聡"ルビーの指輪"であったり、叔母から譲り受けた真っ赤な軽自動車に安いラジカセを積み込んで聴いたオリジナルラブの"月の裏で会いましょう"であったり、またはスーパーに向かう道中子供たちと合唱したfolderの"パラシューター(三浦大知の天才ぶりにビビった)"など、多くの人がそうかもしれませんがとても一つに絞り切れないほどの思いがあります。カジュアルなメディアフォーマットは音楽から映像へ移りつつありますし、自動運転化が進めばその傾向はさらに進むかもしれませんが、人にイメージを想起させる最適なトリガーは音楽であろうなあというのは、そこそこに確信を持って言えるのではないかなと考えています。
と言いつつ貼るのはいつもYouTubeなのですけれども。かように人は矛盾に生きているのです。いま車に乗って1番よく流すのはモード期のマイルスデイビスです。超がつく代表曲"so what"のライブをコルトレーンのサックスで聴けます。


Miles Davis - So What (Official Video)



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by ホンダアクセス