残り半分

話がまとまる前にやめとく派です

ポテチの袋

盆前から続けていたランニングがこのところ滞っています。いくつか言い訳をさせてもらえるならば、まず忙しい。うん、忙しい。間違いない。次にこのごろ意外と雨が降る。うん、雨降ったら走れない。あと帰ったら一杯ふっかけてしまうことが少なくない・・・うん。

以上より、わたしはランニングに対して怠惰である、という結論に至りました。わたしなりに反省しました。

それで、今日はとにかくエスカレーターの利用を控え、階段を登ることにしました。視界に入るほぼ全ての階段という階段を登ったんじゃなかろうか。何故登るのかと問われるなら、そこに階段があるから、と遠い目をして言えます。JR階段、クリア。フロア移動、クリア。つづいて難関、東京メトロ。高低差は登坂中ポテチの袋がパンパンになりそうなほどです。行列を作ってエスカレーターに殺到する人々を尻目に、数名が階段を登ります。わたしもステップに挑みます。早々に息が上がり始めたわたしの目の前を、わたしよりもひとまわりほど年上とおもわれる女性がヒールで淡々と登り続ける。やるなあ。必死にくらいつきます。途中ホワイトアウトに見舞われつつも登り切り、肩で息をするわたしなんぞいっさい気に止めることなく、彼女はスタスタ歩き去って行きました。

 

それでですね、ここまで昨日のうちに書いていて、そのまま寝落ちしてしまった内容です。今日は、めくるめくエスカレーターでした。すみません。お仕事早く上がれたし、雨降ってないし、飲んでないので、これから走ってきます。

 

スティングの映画、「ブルータートルの夢」から、Children's crusadeです。なんといっても中盤以降のブランフォード・マルサリスによるソプラノサックス・ソロです。時間と共に熟成させていく熱量、ふつふつ湧き上がるインスピレーションに息継ぎさえももどかしくクリエイトが止まらない彼の心情が、我がことのように伝わってきます。ソロが終わりに向かい、スティングの歌に引き継がれる際の開放感も本当に素敵で、ジャズという分野を強く意識させられた曲です。今夜は月が綺麗です。

 

 


Sting Children's Crusade Live France